バフェットが投資した中で含み益が最大倍率となったのはどこか?バークシャーの過去41年からトップ6社をピックアップ!
「投資の神様」ことウォーレン・バフェットが会長を務めるバークシャー・ハサウェイは世界最大のコングロマリットであり、投資会社としての性質を強く持っています。
バークシャーは、会社ホームページで過去の「株主への手紙」を1977年以降全て掲載しており、どの年を見てもバフェットの考えを記した示唆に富むものとなっています。
情報量が膨大で何をピックアップするか悩みますが、今回は”手紙”の中に掲載された投資ポートフォリオの「含み益」をランキング化してみたいと思います。
どういうことかと言うと、「手紙」にはその年の主要な投資ポートフォリオを掲載した項目があります。
右のほうに「取得額(Cost)」と「市場価格(Market)」という項目があり、この差額が「含み益」というわけです。
また、市場価格を取得額で割ることで、投じた金額に対して何倍のリターンが出ているかを知ることができます。
今回のエントリでは、バークシャーの直近40年の歴史の中で最も高いリターン(含み益だけど)を記録した6社ついて、ランキング形式でまとめてみたいと思います。
本当は5社にしたかったのですが、1社は古くてあまり知られていない会社だったので、もう1社追加しました。
第6位は、世界的消費財メーカーの「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」です。