新時代のSNS「Discord」がGenZを中心に圧倒的支持を集める理由
Discord

世間一般へのSNSの普及が本格化して、既に10年ほどの時間が経った。映画『ソーシャル・ネットワーク』が注目を集めたのは2010年のこと。当初は大学生むけ、一部のギーク向けなど「時代の最先端」だったFacebookやTwitterも、今や社会の情報インフラとなりつつある。

2010年代前半に急成長をとげたSNSの特徴は、そのオープン性の高さにある。Facebookは友人全体、Twitterは全世界に自らの投稿を公開するのが前提となっている。それゆえバイラル性が高く、プラットフォーム自体が猛烈に成長した。

オープンなSNSには欠点もある。何を言っても発言が世間に「大公開」されるため、好きなことを安心して発言しづらい。適当なことを言えば「有識者」からの批判に遭いかねないし、炎上リスクもある。

その閉塞感を破るべく台頭したのが、新世代のプラットフォームだ。その中でも今回、ご紹介したいのが「Discord」。ゲーミングを中心に人気を博し、月間アクティブユーザー数は1.5億人にのぼる。

「新時代のSNS」として目されるDiscordは、なぜ急成長を遂げられたのか?前中後編の3記事を通して、その強さの秘訣を紐解く。前編となる本記事では、プロダクトの魅力と、それを支えるビジネスモデルを掘り下げる。

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