おはようございます。 感染症の拡大によってもたらされた大きく減ったものの一つが「出張」。失われた出張は永遠に戻らないとする考えが各所で出ています。
ビル・ゲイツは仕事目的の旅行の50%以上は永遠に戻らないだろうと発言。オフィスで過ごす時間も30%は減るだろうと予言しました。
加えてウォールストリート・ジャーナル誌も19%から36%の出張は永遠になくなるかもしれないと報道。こちらは業界関係者との試算が基になっています。
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Salesforceが先ほど発表した2020年6〜8月期決算は、最終損益が10.8億ドルの黒字だった。
そのうち11億ドルは投資先の上場による投資リターンである。Salesforceの投資先ではSnowflakeが9月に上場し、株価が1日にして倍増した。
Salesforceの業績は以下の通り。
CEOのマーク・ベニオフは「大規模なエンタープライズ向けのソフトウェア企業で、これほどのペースで成長しているものは他にない」とアピール。
同時に、Slackの買収についても正式に開示した。来期予想には、Slackの売上として約6億ドルが算入されている。
SaaSの代表的企業として、Salesforceには安定収益が潤沢にある。一方、オーガニックな急成長を続けるのは年々難しくなるはずだ。売上の先行指標となるRPOは前年比17%増と、やや鈍化傾向である。
Salesforceは安定的なキャッシュフローを優良SaaSの買収に費やすことで、長期的な競争優位を高めることができる。Slackの買収も、そうした動きの一つと言えるだろう。
なお、買収総額は277億ドルになる見込み。Slackの株価は、11月10日から丸々80%ほど高騰した。
Strainer
2020年、人気が大きく加速した動画会議ツール、Zoom。
直近の売上高は前年比4.7倍と大変な成長であるが、その内かなりの割合が中小のユーザーによって実現したものである。
一方で興味深いのが、大口顧客数の拡大だ。直近1年で10万ドル以上を支払う顧客は1,289社と、前四半期から301社も増加した。
Zoomに限らず、大口顧客向けに包括的なソリューションを提供できれば単価を上げられるし、事業に不可欠なツールであるほど解約の可能性も低い。コミュニケーションは、その最たるものだ。
こうした中、Zoomの提供製品で最も伸びている製品カテゴリが一つある。昨日の記事でカバーしたので、関心ある方はチェックしていただきたい。
Amazon.comは、今年のホリデーシーズンでサードパーティ・セラーが世界中で48億ドルの売上を上げたと発表した。
ホリデーシーズンは、先週金曜日の「ブラックフライデー」から一昨日月曜「サイバーマンデー」までの4日間。48億ドルというのは、前年比で実に60%もの拡大だ。
Adobeによるサイバーマンデーのオンライン通販全体の売上は127億ドルという予想だったが、実際の結果は前年比15%増の108億ドルにとどまった。
多くの消費者はホリデーシーズン以前から年末の買い物を始めており、すでに欲しいものを手に入れていた人も多い。実際の動向は、年末シーズン全体を見ないと分からないと言える。
今年の年末シーズン全体について、Adobeによって事前に出された予想が面白い。
特筆すべきは、スマートフォンによる購入拡大である。Adobeによれば、オンライン購入の42%がスマホで行われ、前年比55%の拡大になる見込み。
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