Amazonセラー、4日で48億ドルの売上
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Amazon.comは、今年のホリデーシーズンでサードパーティ・セラーが世界中で48億ドルの売上を上げたと発表した。
ホリデーシーズンは、先週金曜日の「ブラックフライデー」から一昨日月曜「サイバーマンデー」までの4日間。48億ドルというのは、前年比で実に60%もの拡大だ。
- 7.1万を超える中小事業者が10万ドル以上の売上を上げた
- 米国では中小事業者全体として1分あたり平均9,500の商品が売れた
- Amazonに参加するセラーにより、220万の雇用が生み出された
Adobeによるサイバーマンデーのオンライン通販全体の売上は127億ドルという予想だったが、実際の結果は前年比15%増の108億ドルにとどまった。
多くの消費者はホリデーシーズン以前から年末の買い物を始めており、すでに欲しいものを手に入れていた人も多い。実際の動向は、年末シーズン全体を見ないと分からないと言える。
Adobeによる予想
今年の年末シーズン全体について、Adobeによって事前に出された予想が面白い。
- 11月1日〜12月31日のオンライン売上は1,890億ドルへ
- 実現すれば前年比33%増(2019年は13%増だった)、丸2年分の成長
- 消費者が支援金を受け取り、リアル店舗が閉まれば2,000億ドルを超える
特筆すべきは、スマートフォンによる購入拡大である。Adobeによれば、オンライン購入の42%がスマホで行われ、前年比55%の拡大になる見込み。