ラクト・ジャパン【3139】 プライム(内国株式)

乳製品原料や機能性食品原料、食肉及び食肉加工品の輸入卸売を行い、海外子会社ではチーズの製造販売を手がける食品事業。

ラクト・ジャパン【3139】 プライム(内国株式)

乳製品原料や機能性食品原料、食肉及び食肉加工品の輸入卸売を行い、海外子会社ではチーズの製造販売を手がける食品事業。

事業内容

ラクト・ジャパンは、乳製品原料、機能性食品原料、食肉及び食肉加工品の輸入を主とする卸売業を展開しています。国内外に子会社を持ち、特にチーズの製造・販売に注力しています。事業セグメントは明確に区分されていませんが、管理会計上の区分に基づいて事業を展開しています。

ラクト・ジャパンの乳原料・チーズ部門では、生乳から派生した多様な原料を取り扱い、アイスクリームやヨーグルト、乳飲料などの加工食品の原料として使用される乳調製品も提供しています。ナチュラルチーズを主に取り扱い、安心・安全な原料を海外から仕入れ、日本国内の食品メーカーに販売しています。

食肉食材部門では、チルド及び冷凍の豚肉の輸入販売を主とし、鶏肉や生ハム・サラミなどの食肉加工品も取り扱っています。米国のSEABOARD FOODSと提携し、良質な豚肉を輸入し、大手ハム・ソーセージメーカーに販売しています。ブランドポークの開発や多様な仕入先の確保により、安定した取引基盤を構築しています。

機能性食品原料部門では、乳由来の高たんぱく食品原料やゼラチン・コラーゲン、植物由来原料などを販売しています。スポーツニュートリション業界や美容・健康業界など、多岐にわたる業界に対応し、健康志向の高まりに応じた商品を提供しています。

アジア事業では、シンガポールを拠点に、マレーシア、タイ、中国、インドネシア、フィリピンで事業を展開しています。乳原料・チーズの販売に加え、シンガポール、タイ、インドネシアではチーズ製品の開発・製造販売も行っています。自社ブランド「FOODTECH」や「CHOOSY」で製品を展開し、品質基準を重視した製品開発を行っています。

ラクト・ジャパンは、米国、オーストラリア、オランダにも法人を設立し、各地域での情報収集や価格交渉、新規仕入先の開拓を行っています。これにより、グローバルなサプライネットワークを構築し、良質な原料の安定的な調達を図っています。

特集記事

経営方針

ラクト・ジャパンは、2023年1月に新たな経営理念を公表し、世界を食で繋ぎ、人々を健康に、そして笑顔にすることを目指しています。この理念のもと、一次産業の未来に貢献し、乳製品の新たな需要を創造することをミッションとしています。また、ステークホルダー全ての豊かな生活を実現することを目指しています。

同社は「LACTO VISION 2032」という長期ビジョンを掲げ、乳製品専門商社から複合型食品企業への転換を目指しています。乳製品取扱高で日本一、そして世界一を目指し、ベストマッチングで需要を創造し、酪農・畜産業の発展に貢献することを目指しています。

中期経営計画「NEXT-LJ 2025」では、既存ビジネスの進化とアジア事業の拡大を通じて成長を目指しています。次世代ビジネスの構築に向けた基礎固めにも注力し、計画の実効性を高めるために、各期の業績目標を明示しています。

ラクト・ジャパンは、事業成長のためにサプライソースの多様化による安定供給を図り、チーズ製造販売事業の拡大を進めています。また、機能性食品をはじめとした新たな商材の開発や、製造・加工の川下分野の拡充を目指しています。M&Aや事業提携を通じて、グローバルな展開を強化しています。

同社は、持続可能な酪農・畜産業への貢献や、気候変動への適応、環境負荷を軽減するビジネス体制の構築を進めています。人材開発の強化やガバナンスの高度化、情報システムの整備も重要な施策として掲げています。