東京一番フーズ【3067】 スタンダード(内国株式)

飲食事業では「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」や「おいしい寿司と活魚料理魚の飯」などを展開し、外販事業では「平戸本まぐろ 極海一番」などの自社養殖魚を販売。

東京一番フーズ【3067】 スタンダード(内国株式)

飲食事業では「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」や「おいしい寿司と活魚料理魚の飯」などを展開し、外販事業では「平戸本まぐろ 極海一番」などの自社養殖魚を販売。

事業内容

東京一番フーズは、飲食事業を中心に、卸売事業、養殖事業、加工事業を展開している企業です。同社は、水産物のサプライチェーンマネジメント(SCM)に強みを持つ総合水産企業を目指しており、顧客満足度の向上と新しい価値の創造を追求しています。

飲食事業では、「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」、「おいしい寿司と活魚料理魚の飯」、「うまい寿司と魚料理魚王KUNI」などのブランドを展開。米国ニューヨークでは「WOKUNI」ブランドでシーフードレストランを運営し、また「寿し常」ブランドで職人がいる寿司業態を展開しています。これらの飲食事業に対して、株式会社長崎ファームにおいて「とらふぐ」と「本まぐろ」の養殖事業からの調達を行っています。

同社の飲食事業の特徴は、自社養殖魚を活用した「6次産業化」モデルの実現、中間流通コストの削減による高品質な商品の提供、店内での全ての料理の調理という点にあります。特に、「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」では、店舗で泳いでいるふぐを捌いて提供することで、新鮮さと高級国産とらふぐの品質の良さを兼ね備えています。

外販事業では、株式会社長崎ファームが自社養殖魚などの活魚・鮮魚を法人・個人向けに販売しています。同社は、生産から物流・加工までの一貫した体制を整えることで、物流コスト・鮮度・品質の課題を解決し、最適なソリューションを提供しています。また、「平戸本まぐろ 極海一番」というブランドでクロマグロの養殖を行い、飲食事業で主に販売しています。

東京一番フーズは、これらの事業を通じて、高品質な水産物の提供と顧客満足度の向上を目指しています。

特集記事

経営方針

東京一番フーズは、飲食、卸売、養殖、加工事業を展開し、水産物のサプライチェーンマネジメントに特化した総合水産企業を目指しています。同社は、顧客満足度の向上と新しい価値の創造に注力しており、特に飲食事業では「泳ぎとらふぐ料理専門店とらふぐ亭」などのブランドを通じて、高品質な水産物の提供を実現しています。

同社の成長戦略の一環として、国産高級とらふぐの安定調達を目指し、自社養殖技術の向上と生産者ネットワークの構築に力を入れています。また、食材の安全性確保と情報発信にも注力し、トレーサビリティシステムの開発や6次産業化の推進を進めています。

従業員教育と人材育成にも力を入れ、店舗スタッフのサービスレベル向上と独立支援プログラムを通じて、新たなベンチャー企業家の輩出を目指しています。経営情報システムの拡充により、食材コストの適正化や養殖コストの適正化を図り、高品質経営を追求しています。

さらに、SDGsへの取り組みとして、水産物の養殖事業、卸売事業、加工事業において、資源保護と安定供給を目指しています。これらの戦略を通じて、東京一番フーズは持続可能な社会の実現に貢献し、業界内での競争力を高めていく方針です。