事業内容
I-neは、ヘアケア製品、美容家電、スキンケアなどのブランド商品を開発・販売しています。製品は製造委託先や仕入先から調達し、国内外で販売しています。事業は「国内事業」と「海外事業」の2つに分類され、国内外の消費者や販売業者に商品を提供しています。
国内事業では、I-neが開発したブランド商品を日本国内の卸売業者を通じて小売店や量販店に販売し、インターネットを活用して一般消費者にも直接販売しています。主要な関係会社には、株式会社Dr.SYUWAN、株式会社Endeavour、株式会社Artemis、株式会社トゥヴェールがあります。
海外事業では、I-neのブランド商品をインターネットを通じて海外の消費者に直接販売し、海外のインターネット販売業者や販売代理業者、美容専門店、ドラッグストアにも卸売販売を行っています。主要な関係会社には、艾恩伊(上海)化粧品有限公司とI-ne US Co., Ltd.があります。
I-neの代表的なブランドには、BOTANIST、SALONIA、YOLU、DROAS、WrinkFade、TOUT VERTがあります。BOTANISTは植物由来の成分を使用したヘアケア製品を提供し、SALONIAは美容家電を展開しています。YOLUはナイトケアに特化した製品を提供し、DROASはクレイビューティーブランドとして泥の力を活用した商品を展開しています。
WrinkFadeはエイジングケアに特化したメイクアップとスキンケアブランドで、TOUT VERTは皮膚科学に基づく成分研究を活かした高品質なスキンケア商品を提供しています。これらのブランドは、それぞれのコンセプトに基づき、消費者のニーズに応える商品を展開しています。
特集記事
経営方針
I-neは、「We are Social Beauty Innovators for Chain of Happiness」をミッションに掲げ、革新的な方法で社会に幸せをもたらすことを目指しています。このミッションのもと、I-neは商品を通じて顧客に幸せな体験を提供し、雇用や利益の創出に努めています。企業経営においては、顧客、取引先、社会、地球、従業員に広がる幸せの連鎖を最大化することを重視しています。
I-neの成長戦略は、ヘアケア、スキンケア、美容家電の各カテゴリーでのブランド拡大と海外展開に重点を置いています。主要ブランドであるBOTANISTやYOLUを中心に、ヘアケアカテゴリーでのシェア拡大を図り、アウトバスやボディカテゴリーへの参入も進めています。また、SALONIAブランドでは、ヘアケア家電に加え、美容家電のカテゴリー拡大を目指しています。
I-neは、独自の「IPTOS」モデルを活用し、効率的で持続可能なブランド開発を推進しています。このモデルは、アイデアの創出から市場投入、スケールアップまでのプロセスを体系化し、迅速な商品リリースを可能にしています。これにより、市場のニーズを先取りし、消費者に価値ある商品を提供することを目指しています。
I-neの中期経営計画では、売上高成長率、営業利益率、EBITDAマージンを重要な指標とし、事業拡大と企業価値向上を図っています。また、ブランドポートフォリオの確立や優秀な人材の確保・育成、海外戦略の実行、環境問題への取り組みなど、優先的に対処すべき課題に取り組んでいます。これにより、持続可能な成長と企業価値の最大化を目指しています。