cotta【3359】 グロース(内国株式)

菓子・パン資材の販売「コッタ」、食材加工製造「プティパ」、通信販売運営「TUKURU」、地域密着型卸売「周陽商事」、生活用雑貨販売「ヒラカワ」を展開。

cotta【3359】 グロース(内国株式)

菓子・パン資材の販売「コッタ」、食材加工製造「プティパ」、通信販売運営「TUKURU」、地域密着型卸売「周陽商事」、生活用雑貨販売「ヒラカワ」を展開。

事業内容

cotta株式会社とその関連子会社は、菓子・パン資材および雑貨等の販売を主要な事業として展開しています。cotta株式会社自体は、全国の菓子店や弁当店、個人顧客を対象に、インターネット、電話、ファックスを通じた通信販売を行っており、特にインターネット通販サイト「コッタ」を通じた販売が中心です。このサイトでは、小ロット、短納期、低価格での商品提供を特徴としています。

子会社の一つ、株式会社プティパは、菓子・パン用食材の加工製造及び販売を手掛けており、量販店への商品供給や食材の小分け作業の受託、さらには「デコれーとペン」という商品の販売も行っています。別の子会社である株式会社TUKURUは、コッタの保守及び運営を主に担当し、インターネットメディア事業としてタイアップ広告事業も展開しています。

周陽商事株式会社は、山口県内の製菓・製パン業界を中心に、BtoB向けの食材卸売事業を地域密着型で行っており、自社保有の配送車で商品を直接顧客に届けています。株式会社ヒラカワは、生協の会員向けに生活用雑貨品の通信販売を行っており、企画提案型の販売事業を展開しています。

これらの事業活動を通じて、cotta株式会社グループは、菓子・パン資材から雑貨まで、幅広い商品を提供し、顧客のニーズに応える多様なサービスを提供しています。

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経営方針

cotta株式会社は、菓子・パン資材および雑貨等の販売を主軸に事業を展開しており、特にインターネット通販サイト「コッタ」を通じた販売に力を入れています。同社は、BtoBおよびBtoCの両市場を対象に、小ロット、短納期、低価格をコンセプトに商品を提供しており、顧客のニーズに応えるサービスを提供しています。

成長戦略として、cotta株式会社は2023年5月に発表した「中期経営計画(2023-2026)」を推進しています。この計画では、「たくさんのつくりたいをかなえる」、「つくる喜びと食べる幸せを世界にめぐらせる」というビジョンを掲げ、製菓・製パン業界におけるマーケットリーダーの地位を確立し、cottaブランドをさらに強化することを目指しています。

また、物流体制の効率化と従業員のワークライフバランスの充実にも注力しています。新潟からの出荷体制の構築と拡大、本社出荷体制の2部制導入により、出荷能力の向上を図っています。これにより、繁忙期でも需要に迅速に対応できる体制を整えています。

さらに、内部統制及びコンプライアンス体制の強化、リスクマネジメントへの取り組みも重要な戦略の一つです。社内教育を通じて役職員の倫理観を高め、反社会的勢力との関係を遮断することで、コンプライアンスに則った経営を行っています。また、事業継続計画の重要性を認識し、事業インフラや緊急時対応策の見直しを行っています。

これらの戦略を通じて、cotta株式会社は企業価値の向上を目指し、株主をはじめとしたすべてのステークホルダーの期待に応えていく方針です。