菓子資材の通販などで売上100億円へ!「cotta」の事業モデルに迫る
cotta

今回ご紹介するのは、菓子資材・食材の通販で成長する「cotta」だ。もとは大分県で生まれたニッチビジネスだったが、間もなく売上100億円を達成しようという勢いで伸びている。

2020年までの社名は「タイセイ」。現社名の「cotta」は、インターネット通販サイトとして展開するブランド名でもある。

事業の変遷にともない、社長の座も創業者・佐藤成一氏から娘・黒須綾希子氏へと譲り渡された。今では菓子作りを嗜む人なら知らない人はいないであろうというほど、存在感のあるプラットフォームだ。

今回の記事では、cottaのルーツを紐解いた上で、現在の事業モデル、野心的な成長戦略までをご紹介する。

菓子資材の「小ロット販売」に商機を見る

cottaの前社名である「タイセイ」は1998年、大分県津久見市で創業した。ここは、日本最大の石灰鉱山に囲まれた地域だ。

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