我らがTwitterが2月9日、2020年10〜12月期決算を発表した。
FacebookやSnap、Pinterestといった他のソーシャルメディア同様、年末のホリデーシーズンにかけて広告需要が高まった。
売上高は前年比28%増の12.9億ドル。営業利益は同じく2.5億ドル(前年比65%増)と堅調だ。
Strainerをお読みいただいている方々には、Twitterユーザーの方も多いかと思う。日頃使っているサービスの事業モデルについて理解が深まると、純粋に見え方が変わる。
ソーシャルメディアをめぐる環境変化は激しい。今回は、Twitterが足元どのような取り組みを進めているかを中心にまとめる。
なお、Twitterの決算を理解してもフォロワーを増やすノウハウは得られない。その点はご理解いただきたい。
2020年:コロナと大統領選でユーザー数加速
2020年はTwitterにとって大きな一年だった。新型コロナ拡大で世の中の不透明感が増し、大統領選もあってインターネット上での言論が過熱した。