ヱスビー食品【2805】 スタンダード(内国株式)

スパイスや即席カレー、レトルトカレーの製造・販売、調理麺の提供、原材料調達、海外での加工食品販売を展開。

ヱスビー食品【2805】 スタンダード(内国株式)

スパイスや即席カレー、レトルトカレーの製造・販売、調理麺の提供、原材料調達、海外での加工食品販売を展開。

事業内容

ヱスビー食品及びその関係会社は、スパイスを中心とした食料品の製造・加工、原材料・商品の供給及び販売を行っています。主な事業セグメントは、食料品事業と調理済食品です。

食料品事業では、各種香辛料、即席カレー、チューブ製品、レトルトカレーの製造・販売を手掛けています。このセグメントでは、エスビーガーリック食品株式会社、ヱスビースパイス工業株式会社、株式会社ヱスビーサンキョーフーズ、株式会社大伸が商品の製造を担当し、ヱスビー食品に納入しています。また、原材料の調達には、株式会社ヱスビー興産、株式会社泰秀、峯栄興業株式会社が関与しています。販売面では、S&B INTERNATIONAL CORPORATIONが米州で、S&B FOODS SINGAPORE PTE.LTD.がアジア、オセアニア地域で加工食品の販売を行い、ヱスビー食品から商品を供給しています。

調理済食品セグメントでは、株式会社ヒガシヤデリカが調理麺等の製造・販売を行っています。これらの事業を通じて、ヱスビー食品グループは幅広い食品市場に対応し、多様なニーズに応える製品を提供しています。

経営方針

ヱスビー食品は、スパイスとハーブを中心とした食品の製造・販売を行う企業であり、その成長戦略は、社会環境の変化に対応しつつ、持続可能な社会の実現に貢献することに重点を置いています。同社は、創業理念「美味求真」に基づき、本物のおいしさを追求し、企業理念「食卓に、自然としあわせを。」を掲げ、高品質な製品と新たな価値の創出に努めています。ビジョンとしては、「地の恵み スパイス&ハーブ」の可能性を追求し、おいしく、健やかで、明るい未来を形にすることを目指しています。

中期経営計画では、グローバル化とデジタル化の進展、個人の嗜好や価値観の多様化に対応するため、スパイス&ハーブの研究開発や製品開発、マーケティング活動の強化を進めています。また、環境負荷の低減や社会・環境・人権に配慮した原材料調達及び製品供給を通じて、社会課題の解決にも取り組んでいます。さらに、海外市場への販売強化を図り、2043年には海外売上高構成比40%超を目指しています。健康に寄与する食品への関心の高まりに応えるため、スパイスやハーブの研究を加速させ、栽培技術の獲得や産地開発にも力を入れています。

これらの取り組みを支えるため、グローバル人財・デジタル人財・研究者等の育成に向けた教育を進め、業務や事業構造の改革を進めています。第3次中期経営計画では、スパイスとハーブに関する事業を通じて、世界のお客様の豊かで健やかな暮らしに貢献し、社会課題の解決に取り組むことを目標としています。