ハニーズホールディングス【2792】 プライム(内国株式)

婦人衣料及び服飾雑貨のSPA企業で、衣料品・服飾品の企画、販売、製造を手掛け、主にミャンマーの自社工場で生産。

ハニーズホールディングス【2792】 プライム(内国株式)

婦人衣料及び服飾雑貨のSPA企業で、衣料品・服飾品の企画、販売、製造を手掛け、主にミャンマーの自社工場で生産。

事業内容

ハニーズホールディングス及びその連結子会社2社は、婦人衣料及び服飾雑貨のSPA(Speciality store retailer of Private label Apparel)企業として位置づけられています。同社は、衣料品及び服飾品の企画、販売、製造を手掛けており、幅広い年齢層の顧客に向けた商品を提供しています。

ハニーズホールディングスは、主に婦人服及び服飾品の企画を行い、その販売は連結子会社である株式会社ハニーズが担当しています。株式会社ハニーズは、国内の一般消費者を対象に婦人服等の販売を行っており、インショップ型の婦人服専門店を全国47都道府県の郊外型大型ショッピングセンターや駅ビル等に展開しています。直営店舗数は、連結会計年度末で871店舗に上ります。

同社グループが販売する商品の大部分は自社企画商品であり、生産は主にミャンマーの自社工場および海外の生産委託工場で行われています。また、連結子会社のHoneys Garment Industry Limitedは、ミャンマーで婦人衣料等の製造業を営んでいます。

これらの事業活動を通じて、ハニーズホールディングスグループは、独自の商品開発から製造、販売まで一貫したビジネスモデルを確立しており、国内外での衣料品市場において競争力を持っています。

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経営方針

ハニーズホールディングスは、1978年の創業以来、「高感度・高品質・リーズナブルプライス」を追求し、顧客の信頼を得るために努力してきました。同社は、2025年5月期を目途に新たな中期経営計画を策定し、経営ビジョンとして「あらゆる方々が、いつでも、どこでも『Honeys』に触れることができる」を掲げています。このビジョンの実現に向けて、顧客満足度のさらなる向上、従業員満足度の向上、環境への配慮、地域社会への貢献を経営方針としています。

中期経営計画では、連結売上高600億円、連結営業利益80億円、連結営業利益率13.3%、ROE11.6%、EC売上比率12.0%を目標としています。これらの目標達成に向けて、同社は4つの「X」を切り口に戦略を展開しています。これには、カスタマーエクスペリエンス(CX)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、エンプロイエクスペリエンス(EX)、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)が含まれます。

CXでは、商品力の強化、販売力の強化、EC事業の強化を目指しています。DXでは、事業基盤の強化や業務の効率化、OMOの実現に向けた物流機能の強化を進めています。EXでは、多様な人材の確保と育成、従業員満足度の向上に取り組んでいます。SXでは、サステナブル課題への取り組みを強化しています。

これらの戦略を通じて、ハニーズホールディングスは、顧客体験価値の向上、事業基盤の強化、従業員体験の向上、サステナブル課題への取り組みを推進し、中期経営計画の目標達成を目指しています。