TOPPANホールディングス【7911】 プライム(内国株式)

情報コミュニケーション、生活・産業、エレクトロニクスの3事業分野で、証券類、パッケージ、ディスプレイ関連製品などを手がける。

TOPPANホールディングス【7911】 プライム(内国株式)

情報コミュニケーション、生活・産業、エレクトロニクスの3事業分野で、証券類、パッケージ、ディスプレイ関連製品などを手がける。

事業内容

TOPPANホールディングスは、情報コミュニケーション事業、生活・産業事業、エレクトロニクス事業の3つの主要な事業セグメントを持つ多角的な事業を展開しています。

情報コミュニケーション事業では、セキュリティ関連製品(証券類全般、通帳、ICカードなど)、ビジネスフォームやデータプリントサービス、マーケティング関連サービス(カタログやパンフレットの印刷、プロモーション企画運営)、コンテンツ関連製品(雑誌、単行本、電子書籍など)を提供しています。これらの製品やサービスは、同社やトッパンコミュニケーションプロダクツ、Toppan Leefung Pte. Ltd.などの関連会社によって製造・販売されています。

生活・産業事業セグメントでは、パッケージ関連製品(軟包材、紙器、液体複合容器など)、高機能・エネルギー関連製品(透明バリアフィルム、二次電池用関連部材など)、建装材関連製品(化粧シート、壁紙、床材など)を手がけています。これらは、同社やトッパンインフォメディア、InterFlex Investment Holdings, Inc.などが製造・販売しています。

エレクトロニクス事業セグメントでは、ディスプレイ関連製品(液晶カラーフィルタ、TFT液晶、反射防止フィルムなど)や半導体関連製品(フォトマスク、半導体パッケージ製品など)を提供しており、これらは同社やトッパンTOMOEGAWAオプティカルフィルム、Giantplus Technology Co., Ltd.などが製造・販売しています。

これらの事業を通じて、TOPPANホールディングスは幅広い分野での技術とサービスを提供し、多様なニーズに応える企業グループとしての地位を確立しています。

特集記事

経営方針

TOPPANホールディングスは、情報コミュニケーション、生活・産業、エレクトロニクスの3つの主要事業セグメントを軸に、多角的な事業展開を行っています。同社は、「常にお客様の信頼に応え、彩りの知と技をもとに心を込めた作品を創り出し、情報・文化の担い手として豊かなくらしに貢献する」という企業理念のもと、社会と共に発展することを経営の基本方針としています。

中期経営計画では、「Digital & Sustainable Transformation」をキーコンセプトに掲げ、事業ポートフォリオの変革、経営基盤の強化、ESGの取り組み深化を3つの中核的な経営課題として位置付けています。事業ポートフォリオの変革では、デジタルトランスフォーメーション(DX)、国内外の生活関連事業、新規事業(フロンティア)の3領域を成長事業として収益力の向上を目指します。DX事業では、デジタル技術と高度なオペレーションノウハウを組み合わせたサービスの提供、国内外の生活関連事業では、サプライチェーン全体を通じたCO2排出量・プラスチック使用量の削減、新規事業では、ヘルスケアやメタバース、センサ関連などの領域で事業化を推進します。

経営基盤の強化に関しては、持株会社体制への移行、人財戦略の強化、システム基盤のモダナイゼーション、製造基盤の強化を進め、迅速な意思決定と経営資源の最適配分を目指します。ESGの取り組み深化では、サステナビリティ経営の推進、SDGsへの取り組み強化、環境課題への対応、社会への貢献、ガバナンスの強化を通じて、社会から信頼される企業グループを目指します。

これらの戦略を通じて、TOPPANホールディングスは事業領域の拡大と新たな利益の創出を図り、永続的な発展を目指しています。