DM三井製糖ホールディングス【2109】 プライム(内国株式)

砂糖事業では精製糖やビート糖の製造販売、ライフ・エナジー事業では機能性食品や栄養療法食品の開発、不動産事業では賃貸や太陽光発電を展開。

DM三井製糖ホールディングス【2109】 プライム(内国株式)

砂糖事業では精製糖やビート糖の製造販売、ライフ・エナジー事業では機能性食品や栄養療法食品の開発、不動産事業では賃貸や太陽光発電を展開。

事業内容

DM三井製糖ホールディングスは、砂糖事業、ライフ・エナジー事業、不動産事業の3つの主要セグメントを持つ企業グループです。砂糖事業では、精製糖や砂糖関連商品の製造・販売を行っており、ビート糖や機能性食品の製造・販売も手掛けています。また、包装・荷役・製袋や加工糖の製造など、砂糖に関連する多岐にわたる事業を展開しています。

ライフ・エナジー事業では、機能性食品の製造・販売を主軸に、食品添加物の製造・販売やバイオ事業を行っています。栄養療法食品や嚥下障害対応食品の開発、製造及び販売もこのセグメントに含まれます。

不動産事業では、不動産の賃貸や太陽光発電による電気の供給・販売を行っており、発券倉庫や構内荷役、運搬サービスも提供しています。これらの事業を通じて、DM三井製糖ホールディングスは多角的なビジネスを展開し、幅広いニーズに応えています。

経営方針

DM三井製糖ホールディングスは、砂糖事業を核としながらも、ライフ・エナジー事業や不動産事業を含む多角的なビジネスモデルを展開しています。同社は、2023年3月期から2026年3月期を対象とする中期経営計画「2026 Diversify into Nutrition & Health」を推進中です。この計画では、グループビジネスモデルの変革と経営資源の再配分を基本方針とし、国内砂糖事業の強化、海外事業の拡大、ライフ・エナジー事業の成長、研究開発力の集積・強化、持続可能な社会実現への貢献を目指しています。

国内砂糖事業では、バリューチェーン全体の最適化を図り、原料糖調達や物流体制の効率化を進めています。海外事業では、ASEAN、中国、中東における市場拡大を目指し、シンガポールを中心とした精製糖サプライチェーンの構築や中国市場での事業拡大を進めています。ライフ・エナジー事業では、「栄養」「健康」領域への視野を広げ、特にタンパク質の機能に着目し、栄養補給食の提供を通じて持続可能な社会に貢献しています。

研究開発においては、機能性糖質・タンパク質の開発や健康食の新たな提供方法の研究を進め、グループ総合力を最大限に発揮することで、ライフ・エナジー事業の成長を牽引しています。また、不動産事業では、所有不動産の活用によるキャッシュ創出と収益力の強化を図っています。

DM三井製糖ホールディングスは、これらの戦略を通じて、人々の様々なライフステージにおいて必要とされる栄養と健康のソリューションを提供し、持続可能な社会実現への貢献を目指しています。