事業内容
エアトリは、オンライン旅行事業を中心に多様な事業セグメントを展開しています。エアトリ旅行事業では、航空券や旅行、ホテルの予約サービスを提供し、BtoCおよびBtoBtoCの両方のサービスを展開しています。自社直営サイト「エアトリ」を通じて、国内外の旅行コンテンツを簡単に比較・予約できる環境を提供しています。
訪日旅行事業では、訪日旅行客向けにWi-Fiルーターレンタルやキャンピングカーレンタルなどのサービスを提供しています。また、観光情報メディア広告やコンシェルジュアプリを通じて、訪日客の利便性を高める取り組みを行っています。
メディア事業では、株式会社まぐまぐと連携し、メールマガジン配信サービス「まぐまぐ!」やWEBメディア「MAG2 NEWS」などを運営しています。これにより、クリエイターのコンテンツを広く届ける仕組みを構築しています。
地方創生事業では、観光テックとHRテックを活用し、地域経済の活性化を目指しています。人材不足やオーバーツーリズムといった社会課題の解決に向けたソリューションを提供しています。
クラウド事業では、宿泊業界向けの業務効率化ツールを提供しています。「かんざしクラウド」や「わきざしクラウド」などのツールを通じて、宿泊施設の業務効率を向上させるサービスを展開しています。
マッチングプラットフォーム事業では、マーケティング領域に特化したジョブマッチングプラットフォーム「JOB DESIGN」や転職支援サービス「JOB SELECTION」を提供し、企業とフリーランスをつなぐ役割を果たしています。
ITオフショア開発事業では、ベトナムを拠点に高品質なソフトウェア開発サービスを提供しています。EコマースやWebソリューションなどの分野で、ラボ型開発サービスを展開しています。
投資事業では、成長企業への投資を通じてシナジーを追求し、M&Aや事業売却を通じて事業ポートフォリオを構築しています。累計で138社への投資を行い、キャピタルゲインの獲得を目指しています。
特集記事
3分でわかる「国内OTA5社」最新決算まとめ
「オープンドア」「エボラブルアジア」「アドベンチャー」OTA企業3社の最新決算まとめ
DeNAトラベルの買収で国内2位のオンライン旅行会社へ!「エボラブルアジア」2018/9上半期決算
国内OTAだけでなくオフショアやインバウンドなど多様な事業を展開するエボラブルアジア
経営方針
エアトリは、和製OTA No.1を目指し、オンライン旅行事業を中心に多様な事業を展開しています。エアトリ旅行事業では、航空券や旅行、ホテルの予約サービスを提供し、ユーザーファーストの姿勢で「毎日がファン作り」を掲げています。自社直営サイト「エアトリ」を通じて、国内外の旅行コンテンツを簡単に比較・予約できる環境を提供しています。
同社は中長期成長戦略「エアトリ5000」を策定し、グループ連結取扱高5,000億円達成を目指しています。エアトリ旅行事業を柱に、ITオフショア開発事業や投資事業など、8つの既存事業と新規事業の成長を推進しています。これにより、エアトリグループ全体の非連続的な成長を戦略的に実現しようとしています。
ITオフショア開発事業では、ベトナムを拠点に高品質なソフトウェア開発サービスを提供しています。EコマースやWebソリューションなどの分野で、ラボ型開発サービスを展開し、競争優位性を高めています。また、投資事業では、成長企業への投資を通じてシナジーを追求し、M&A戦略を推進しています。
エアトリは、国内旅行需要の取り込みやブランドを活用した大規模プロモーションを検討しています。また、ITリテラシーを活かした新しい旅・生活の形に対応したサービスを提供し、グループ主要子会社の上場準備を進めています。これらの取り組みを通じて、エアトリは持続的な成長を目指しています。