事業内容
東洋シヤッターとその子会社である南東洋シヤッター株式会社は、シャッター、スチールドア、金物の製造販売を主軸に事業を展開しています。これらの製品に関する研究やその他のサービスも手がけており、幅広いニーズに対応しています。東洋シヤッターはこれらの製品を直接製造販売しており、特にシャッターやスチールドアに関しては、同社が強みを持つ分野です。また、南東洋シヤッター株式会社は、東洋シヤッターの九州工場内で外注業務の請負を行っており、グループ内での協力体制を築いています。これらの事業活動を通じて、東洋シヤッターグループは建築資材の分野でのニーズに対応し、市場での地位を確立しています。同社グループは単一の報告セグメントで運営されており、その事業内容はシンプルながらも、建築業界における重要なニーズに応える製品とサービスを提供しています。
経営方針
東洋シヤッターは、企業品質の向上を目指し、安全・安心・快適・感動を提供することで持続可能な社会づくりに貢献するという経営方針のもと、中期経営計画「TOYO REBORN 3」を推進しています。この計画では、販売価格の見直しやサービスの改善・強化を通じて企業品質の向上を図り、目標達成に向けて全社一丸となって取り組んでいます。
同社グループは、基幹事業の収益力向上を目指し、販売価格水準の向上と生産効率の改善に注力しています。また、製品品質や施工品質の向上を図り、顧客からの信頼を勝ち取ることを重視しています。社会ニーズの変化に柔軟に対応し、SDGsへの取り組みや特長ある防火・防煙・防音・防水製品の安定供給を通じて社会に貢献することも同社の重点施策の一つです。
さらに、フェーズフリーやカーボンニュートラルの考え方に沿った商品開発や、新たな事業展開の模索を通じて成長戦略に繋げること、業務効率化やDXの推進、ガバナンスの強化、人的資本の充実など、幅広い分野での取り組みを進めています。
これらの施策は、厳しい経営環境の中で、東洋シヤッターが社会から常に必要とされる企業となるため、そして企業価値の向上を目指すためのものです。同社は、売上高や営業利益などの経営上の重要な指標を通じて、これらの取り組みの成果を測定し、引き続き指標の向上に努めています。