コーユーレンティア【7081】 スタンダード(内国株式)

建設現場事務所やイベント会場、法人オフィス向けに家具やICT機器のレンタル、インフラ工事、内装工事、移転支援等を提供。

コーユーレンティア【7081】 スタンダード(内国株式)

建設現場事務所やイベント会場、法人オフィス向けに家具やICT機器のレンタル、インフラ工事、内装工事、移転支援等を提供。

事業内容

コーユーレンティア株式会社とその連結子会社9社は、主に3つの事業セグメントに分かれています。第一に、レンタル関連事業があり、これには事務所用備品、ICT機器、家電、イベント用備品、インテリア家具などのレンタルサービスが含まれます。このセグメントでは、約2,000アイテム、100万点以上の商品を保有し、顧客のニーズに応じた多様なラインナップを提供しています。また、レンタル商品の中古販売や、ICT機器の販売及び保守点検サービスも手がけています。

第二のセグメントはスペースデザイン事業で、子会社のONEデザインズ株式会社が中心となっています。この事業では、マンションギャラリーのデザイン・設計・施工から、インテリア商品のレンタル、外国人向けマンションのリノベーション、ホテル向けのPAサービスまで、幅広いサービスを提供しています。

最後に、物販事業があり、広友物産株式会社及び広友サービス株式会社が担当しています。このセグメントでは、オフィス家具、FF&E、防災品、ICT機器、金銭機器、セキュリティ関連商品の販売のほか、抗ウイルス・抗菌・VOC分解等のコーティング施工サービスを提供しています。

コーユーレンティア株式会社は、これらの事業を通じて、環境問題への対応やSDGsの目標達成に貢献するビジネスモデルを展開しています。また、全国に広がる営業拠点と物流センターを活用し、顧客に均一のサービス提供を可能にしています。

特集記事

経営方針

コーユーレンティア株式会社は、環境負荷低減と未来との共生を目指す環境ポリシーの下、FF&Eの総合レンタルサービスを中心に、循環型社会や持続可能な社会の推進に努めています。同社は、売上高営業利益率7.8%、EBITDA29億5千万円、ROE12%以上の確保を目標としており、これらを達成するために、サービスや商品ラインナップの拡充、新たな収益源の確保、人材育成の強化、リスクマネジメントとコンプライアンスの推進、物流の2024年問題への対応、インフレ対応など、複数の戦略を推進しています。

特に、ICT投資やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みを強化し、企業価値の拡大を目指しています。コーユーイノテックス株式会社をはじめとする連結子会社と共に、顧客のICTパートナーとしてDX化に貢献し、サスティナブルな社会実現に向けた「人財の育成」と「環境ICTビジネスモデル」の構築に努めています。

また、サービスや商品の提供を通じて、再資源化や新たな付加価値創造を推進し、真の循環型社会の形成に貢献することを目指しています。これには、レンタル商品のリユースや、ファシリティ・マネジメントサービスの提供などが含まれます。

さらに、新型コロナウイルス感染症の影響や世界経済の不透明性にも対応しながら、建設現場向け市場やイベント向け市場、オフィス市場などでの需要増加に対応し、安定的な収益基盤の確保を目指しています。これらの取り組みを通じて、コーユーレンティア株式会社は、持続可能な成長を目指しています。