ブティックスは、介護・健康施術業界に特化した事業展開を行っている企業です。同社は、商談型展示会事業、ハイブリッド展示会事業、M&A仲介事業、その他の事業セグメントを通じて、介護・健康施術業界の事業者とサプライヤー間のマッチングを促進しています。

商談型展示会事業では、「CareTEX」や「CareTEX One」などの展示会を開催し、介護用品メーカーや施設向けサービス事業者などのサプライヤーと介護・健康施術事業者の間で効率的な商談を実現しています。また、「CareTEX365オンライン」や「からだケアEXPO365オンライン」を通じて、オンライン上で年中無休の商談機会を提供しています。

ハイブリッド展示会事業では、「バックオフィスDXPO」と「フロントオフィスDXPO」を展開。これらは、オンラインとリアルの展示会を組み合わせた新しい形式の展示会で、管理部門や営業・マーケティング部門向けのソリューションを提供しています。

M&A仲介事業では、「介護M&A支援センター」や「医療M&A支援センター」などを通じて、介護・福祉関連事業者の事業承継ニーズに応えるサービスを提供。業界最安水準の価格体系で、小規模案件にも対応しています。

その他の事業としては、「CareTEX365フード」を通じて、介護事業者と配食・介護食のサプライヤーをマッチングするサービスを展開しています。これにより、展示会の特性を補完し、より広範なニーズに応える事業を展開しています。

ブティックスは、これらの事業を通じて、介護・健康施術業界の事業者とサプライヤー間のマッチングを促進し、業界の発展に貢献しています。

ブティックスは、介護業界を中心に、商談型展示会の開催やM&A仲介サービスを提供することで、業界特有の課題解決に貢献しています。同社は「マッチング・ファースト」を企業理念とし、新しいサービスの創造を通じて新しい市場を開拓し、利益の持続的な成長を目指しています。特に、介護業界における人材採用難や異業種からの新規参入による競争激化、さらには新型コロナウイルス感染症の影響など、厳しい経営環境の中で、M&Aによる事業承継の需要が高まっている状況に対応しています。

中期経営計画「Vision2025」では、2025年3月期を最終年度として、事業拡大を図ることを目標に掲げています。介護分野における展示会事業では、全国展開を継続し、顧客基盤の拡大を目指します。また、IT分野では、新たに福岡での展示会開催を予定し、既存展の規模拡大と地域展開を推進しています。M&A仲介事業では、コンサルタントの採用を進め、建設分野をはじめとする新分野への展開を図り、中長期的な成長を見据えています。人材採用支援事業においても、主力イベントの開催数拡大や人材紹介事業の案件数増加により、売上の大幅な拡大を目指しています。

ブティックスは、これらの成長戦略を通じて、プライム市場への上場を果たし、「マッチング・ファースト」の企業理念を実現することを目指しています。同社の事業展開は、介護業界の活性化に貢献し、豊かな社会の実現に向けた取り組みとして注目されています。