テモナ【3985】 スタンダード(内国株式)

EC事業者向けにサブスクリプションビジネス特化の「サブスクストア」「たまごリピート」「サブスクストアB2B」、実店舗向け「サブスクアット」を提供。

テモナ【3985】 スタンダード(内国株式)

EC事業者向けにサブスクリプションビジネス特化の「サブスクストア」「たまごリピート」「サブスクストアB2B」、実店舗向け「サブスクアット」を提供。

事業内容

テモナは、2008年10月の設立以来、ECサイトの受託開発事業からスタートし、電子商取引(EC)市場におけるEC事業者支援サービスを提供してきました。同社は、定期通販に特化したシステムの開発に着手し、「たまごカート(現たまごリピート)」を2009年9月にリリース。これは、インターネット通販の定期購入・頒布会に特化したショッピングカート付きリピート通販専用WEBサービスです。

テモナは、サブスクリプションビジネスに特化したサービスを提供するEC支援事業と、システム開発の請負やシステムエンジニアリングサービスを提供するエンジニアリング事業の2つの報告セグメントを持っています。主要なサービスには、「サブスクストア」「たまごリピート」「サブスクストアB2B」「サブスクアット」があります。

「サブスクストア」は、化粧品や健康食品などあらゆる商材に対応したBtoC事業者向けサブスクリプションシステムで、多機能なショッピングカート機能やコールセンター機能、顧客管理機能、決済・出荷管理機能を備えています。一方、「たまごリピート」は、リピート通販に特化したサービスで、顧客をリピーターに育てることをコンセプトにしています。

「サブスクストアB2B」は、BtoBサブスクリプション事業に対応する運営支援ツールで、申込から顧客情報の管理、請求・入金までの業務効率化を実現します。そして、「サブスクアット」は、実店舗向けのサブスクリプション管理システムで、フィットネスジムや美容室など様々な業態の店舗ビジネスに対応しています。

これらのサービスを通じて、テモナは「サブスクで世の中を豊かに」することを目指し、サブスクリプションビジネスの普及と発展に貢献しています。

特集記事

経営方針

テモナは、サブスクリプションビジネスの総合支援企業として、その成長戦略を明確に打ち出しています。同社は、「サブスクで世の中を豊かに」というパーパスのもと、サブスクリプションビジネスを支援する多様なサービスを提供しており、事業成長を支援するソリューションの拡大・充実を図っています。具体的には、「サブスクストア」「たまごリピート」「サブスクストアB2B」「サブスクアット」などのサービスを通じて、顧客の事業成長に貢献し続けることを目指しています。

経営環境においては、国内電子商取引市場の成長を背景に、サブスクリプションビジネスの普及と発展に注力しています。同社は、安定した収益を確保しやすいサブスクリプションビジネスの総合的な支援を強化し、ターゲット領域の拡大やサブスクバリューチェーンの拡充を事業戦略として推進しています。

また、経営上の目標達成状況を判断するために、売上高、営業利益、経常利益を重視し、1人当たり売上高や売上高営業利益率などの指標を設定しています。これにより、投資対効果を適切に図り、継続的な事業拡大と企業価値向上を目指しています。

事業上及び財務上の対処すべき課題として、既存領域での着実な成長、ターゲット領域の拡大、サブスクバリューチェーンの拡充、新規事業の創出、他企業との業務提携やM&Aの活用、技術革新への対応、人材の拡充と能力の向上、情報管理体制の強化、内部管理体制の強化など、幅広い分野での取り組みを進めています。

テモナは、これらの成長戦略と事業戦略を通じて、サブスクリプションビジネスの成功に欠かせない総合支援企業としての地位を確立し、事業成長を図っていく方針です。