ラグジュアリーEC「Farfetch」:新型コロナ影響は限定的、売上は倍増
ラグジュアリー品に特化したECプラットフォームを手がける「Farfetch」が成長を続けています。
4Qの売上高は3.8億ドル。前年比で+95%と、ほぼ倍増となりました。営業損失は△1.26億ドルのマイナス。
2019年全体の売上は10億ドル(+69%)ということで、4Qの増収率の方が高くなっています。
加速しているように見える理由は、2019年8月に発表された「NGG(ニューガーズ・グループ)」の買収です。
これによって「ブランドプラットフォーム」という部門が取扱高に1億ドル分上乗せされ、トップラインを押し上げています。
買収の発表時には株価が40%も下がってしまったFarfetch。その後の展開はどうなっているか、決算資料の内容を整理してみました。