”食の総合企業”へ?京都発ラーメン店「魁力屋」、700店舗構想と台湾進出の勝算

魁力屋

魁力屋は、京都・北白川発祥のラーメン店「京都北白川ラーメン魁力屋」を主力ブランドとする外食企業です。創業は2005年6月で、2025年に20周年を迎えました。創業者の藤田宗社長は、「子供の頃に近所で見た屋台のラーメンが、人々を幸せにしていた瞬間に感動した」ことをきっかけに、自らラーメン店を始めたと語っています

無名の小さな店からのスタートで、地元京都には天下一品や第一旭、ラーメン横綱など強力な競合チェーンがひしめき、立ち上げは決して順調ではなかったといいます。藤田氏は「ラーメンの美味しさは当たり前。その上でお客様に喜んでもらえれば絶対に潰れない」という信念のもと、徹底した接客サービスに力を入れて店舗運営に取り組みました。

やがて魁力屋は全国展開へと舵を切ります。滋賀県大津市に1号店を出店した2005年に(有)マルフジフーズとしての創業し、株式会社へ組織変更して本店を京都市に構えました。2023年12月には東証スタンダード市場へ上場。2024年には売上122億円を突破し、増収増益基調を続けています。

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