勤怠システムなど提供「勤次郎」が高騰。上場前から進めるクラウド転換で成長加速中

就業・勤怠システムを提供する勤次郎が、株式市場における評価を高めている。1981年に設立された名古屋企業で、2020年に東証マザーズ(当時)への上場を果たした。
業績拡大の背景にあるのは、社名と同じ『勤次郎』シリーズ。オンプレミスからクラウドへの移行が進み、ストック売上比率も約七割へ高まった。2025年の売上予想は約50億円、営業利益は9.5億円にのぼる見通しだ。
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クラウド比率が高まるとともに、売上成長率も4期連続での加速を見込む。今後は成長市場である「健康経営システム」の強化でHRMのトップランナーを目指すという。今回の記事では、そんな勤次郎について開示資料をもとに紹介する。