AIで会計を効率化!実力派営業マンが創業「ファーストアカウンティング」が新規上場
AIによる経理効率化を掲げるファーストアカウンティングが本日、東証グロース市場への新規上場を果たす。2016年に創業した設立7年のベンチャー企業だ。
代表の森啓太郎氏はソフトバンク出身で、アカマイ日本法人の立ち上げに参画した経歴を持つ。アカマイは米国に本拠をおく世界的なテクノロジー企業の一つで、森氏は2008年度に世界一の営業成績を残したという。
2012年には食品ECで起業するが、キャッシュフローの問題で黒字倒産寸前となる危機を経験。会計の重要性を痛感して経理業務の自動化に向けた取り組みを進め、ファーストアカウンティング創業の原型ができていった。
売上規模は右肩上がりの拡大が続く。2023年における通期売上予想は12.2億円(前年比55%増)、営業利益は1億円へと黒字転換を見込む。上期時点でも既に黒字化を実現した。
今回の記事では、新たに上場企業となったファーストアカウンティングの事業内容について、開示された資料をもとにまとめる。