鎌倉新書1Q決算:コロナで仏壇・お墓減収、相続などとの相互利用で成長へ
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日本最大級のお墓ポータルサイト「いいお墓」を運営する鎌倉新書が1Q21決算を発表しました。

四半期売上は6.7億円(前年同期比+0.6%)と、微増にとどまりました。

一方、営業利益は▲0.47億円の赤字。コロナによるトップライン(売上)の減少と人材の積極採用による販管費の増大で、上場以来初となる営業赤字を計上しています。

今年3月12日に鎌倉新書が発表した業績予想に対して、売上高は▲0.31億円のマイナスとなりました。

3月12日の時点では既にコロナウイルスの流行が騒がれていたことを踏まえると、その影響を織り込んだ業績予想よりもさらに売上が下振れしたとも言えます。

一方、今四半期の営業赤字に関しては、業績予想が発表された今年3月時点で既に想定されていました。鎌倉新書としては、むしろ想定より赤字額が少なかったと説明しています。

終活市場で様々なサービスを展開し、業績を伸ばしてきた鎌倉新書。今回の決算をベースに現在置かれている状況について整理してみます。

主力のお墓事業が大幅減収

まずは前期同期比で微増にとどまったトップライン(売上)の内訳を確認してみます。

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