「楽天」3Q決算まとめ:モバイル事業、今期すでに334億円の赤字を踏み込み
モバイル事業に舵を切る「楽天」3Q決算が発表されました。
売上収益は9,058億円で前年から+14.6%の増収となりましたが、営業利益は1,130億円で▲15.4%の減益。
しかも、この営業利益1,130億円のうち995億円は投資先「Lyft」の評価損益(上場時:1,104億円、その後:▲109億円)です。つまり、Lyftの評価益を除けば営業利益は135億円。
楽天に今、一体何が起こっているのでしょうか。決算数値を一つずつ紐解いていきましょう。
まず確認したいのは、全体の売上と利益の構成です。