IBMが約3.8兆円で買収!「Red Hat」最新決算をビジュアライズ
先日、オープンソース・ベンダーの代表的企業「Red Hat」(ティッカーシンボル:RHT)が2019年2月期の通期決算を発表しました。
Red Hatは1993年に設立され、オープンソースOS「Linux」の企業向けカスタマイズ製品などを展開していきます。1999年に株式上場し、2006年にミドルウェア「JBoss」を買収して事業領域を拡大しました。2010年からクラウド向けサービス事業を立ち上げ、2015年には構成管理ツール「Ansible」を約1.3億ドルで買収しています。
2018年10月、Red HatはIBMによって買収されることで合意したと発表。買収価額は340億ドル(約3.8兆円)で、ソフトウェア企業として過去最大級のM&Aとなりました。
業績推移は見事な右肩上がりで、19/2期の通期売上は30億ドルを突破しました。営業利益5億ドルを稼ぎ出しています。
売上成長率、営業利益率とも15%前後の水準を継続しており、継続的な成長と収益性の安定を両立しています。
IBMが過去最大の金額で買収したRed Hatがどのような企業なのか、事業内容や最新決算数値を整理していきたいと思います。
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・Red Hatは○○が主な収益源
・〇〇サービス群が30%増収で成長を牽引
・地域別売上ではアメリカが〇〇億ドルを突破
・時価総額は○○億ドル(IBMによる買収発表から〇〇%上昇)
・Red HatのTAMは〇〇億ドル