直営保育所を全国に拡大!九州を中心に保育所255施設を運営する「テノ.ホールディングス」が新規上場
9月に新規上場する国内企業の中から売上高が急速に伸びている「テノ.ホールディングス」をピックアップしたいと思います。
創業者の池内比呂子氏は長崎県生まれの59歳。
大学卒業後、香港に拠点を置くイギリスの総合商社「ジャーディン・マセソン」で約15年間勤務します。
ジャーディン・マセソンアンドカンパニーのルーツはイギリス東インド会社にあり、設立当初はアヘンの密輸などを行なっていました。
現在は高級ホテル「マンダリン・オリエンタル」の経営等を行なっていることでも有名です。
池内氏は1996年に独立し、お弁当屋さん事業を経て1999年に「テノ.ホールディングス」の前身となる「ドウイット」を福岡で設立しました。
女性のライフステージを支援することを目的に、育児や家事に関するコンサルティングから事業をスタート。
創業当初は池内氏が自ら各家庭を訪問してベビーシッターや家事代行サービスを提供していました。
2001年に自社で保育所の運営を開始し、2003年からは企業や病院内にある保育所の受託事業も行なっています。
2010年には福岡・東京・神奈川に保育園を開設し、事業エリアを全国に拡大。
現在は全国255施設の保育所を運営しています。
業績推移を確認してみましょう。