社内でウイルスのように普及!7万顧客にプロジェクト管理SaaSを提供する「Smartsheet」
Smartsheetはアメリカのソフトウェア企業で、共同作業を効率化するためのプロジェクト管理ツールをクラウドベースで提供しています。
共同創業者のBrent Frei氏(1966年生まれ)は、1994年に顧客データ管理のソフトウェアを提供する「Onyx software company」を設立し、1999年にNASDAQに上場させました。
2004年に同社の取締役兼CEOを退任し、2005年に共同設立したのがSmartsheetです。
Frei氏は他にも、2011年に農地に対する投資を行う「HarvestWest Investment LLC」を、2017年に農作業を自動化するためのソフトウェアなどを開発している「TerraClear.Inc」を設立しています。
また同氏は米国でトップ5位以内に入るとも言われる数の特許権を保有し、他社へのライセンス事業で収益を獲得する「Intellectual Ventures」の副社長を2005年から2年間務めていた経験もあります。
Smartsheetは、製品に改良を加えながら顧客数を増やしていき、2018年4月にNASDAQに上場しました。
売上は大幅に増加しており、2017年度と2018年度の売上成長率は65%前後となっています。
2017年度の売上は1.1億ドルとなっており、営業利益は4897万ドルの赤字。
今回のエントリでは、新しく上場したSmartsheetとはどういう会社なのか、詳しくみていきたいと思います。
Smartsheetは共同作業を効率化するためのプロジェクト管理ソフトです。