創業者はゴールドマンサックス出身!保有駐車場の地域ドミナント戦略で100年企業をめざす「パラカ」
今回は、コインパーキングの開発・運営を行う「パラカ」についてまとめます。
社長の内藤亨氏は1979年に広島大学を卒業し、野村證券に入社します。
その後、1988年にゴールドマンサックスへ活躍の場を移しました。
そこで経験した日本経済のバブル崩壊、相次ぐ金融機関や大会社の破たん。
「存続し続け得る会社でありたい」という思いを原点に、1997年にパラカを創業しました。
社名には次のように2つの意味が込められています。
『クルマのために、駐車場がここにある』快適なクルマ社会を実現しようというビジョンのもとで、コインパーキングの開発・運営をスタートしました。
まずは、駐車場の業態として一般的な「賃借駐車場」の運営を開始。
1998年には早くも株式を店頭公開。
2000年になると自社で土地を取得し、「自社保有駐車場」第1号を千葉県八千代市にオープン。
2003年には日本で初めて「証券化駐車場」第1号を東京都豊島区にオープン。
「クルマ社会のインフラである駐車場がある日突然なくならないように」という信念でさまざまなアイデアを生み出しながら全国にネットワークを広げていきました。
2004年には東証マザーズ、2013年には東証一部に上場。
また、2013年からは太陽光発電事業、2017年からはバイク駐車場事業を開始し、近年は事業領域を拡大しています。
創業以来の業績推移を見てみましょう。