2015年度シティグループの業績
シティグループは、1812年に設立されたニューヨーク都市銀行に端を発し、1904年にはパナマ運河の建設などにも関わっている。
2015年末時点で23万1000人の従業員を有している。
2016年2月26日の年次報告書(Form 10-K)によれば、シティグループの事業セグメントは上のように構成され、Citicorpの中では「Global Consumer Banking」「Institutional Clients Group」「Corporate/Other」の3つのセグメントがある。
2015年度の純利益は172億ドルであり、一株あたりの利益は5.4ドルとなっており、前年の73億ドルよりも大きく改善している。
次に、セグメントごとの収益を見てみよう。
消費者向け銀行業務(Global Consumer Banking)と企業向けサービス(Institutional Clients Group)の収益がほぼ同じくらいで、それぞれ338億ドルと337億ドルである。
消費者向け銀行業務の収益のうち、194億ドルが北米、億ドルが南米、アジアが71億ドルとのこと。ヨーロッパ・アフリカではサービス提供していないのか。
一方で機関向け事業(Institutional Clients Group)の売上内訳は上のような割合。北米とEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)が多い。