Red Hatの業績(2016年2月期)
Red HatはオープンソースソフトウェアであるLinux系OSを中心にビジネスに扱う数少ない上場企業である。
・2016年2月決算期の売上高は20億522万ドル、営業利益は2億8804万ドル、純利益は1億9936万ドル
2015年度の売上高は20億ドルに達している。利益に関しても安定して黒字のようだ。
Red Hatのビジネスモデルとして特徴的なのは「開発」「ライセンス」「サブスクリプション」の3つである。
「開発」については、オープンソースソフトウェアを扱っているため、社内外の多くの開発者がプロジェクトに貢献することが可能である。そのため、世界中から優勝な開発者をボランティアで集められるという優位性がある。
「ライセンス」はRed Hatの収益源の一部で、彼らはオープンソースソフトウェアを開発しながらも主に企業を対象にして有償のソフトウェア・ライセンスを販売することによって収益を得ている。
「サブスクリプション」はもう一つの収益源であり、技術的なサポートやセキュリティ・機能などのアップデートを含んでいる。