「BASE」通期決算:年間GMVは計669億円に拡大、2020年も積極投資へ
昨年10月に新規上場した「BASE」が通期決算を発表しました。
個人やスモールビジネス向けを中心として、ネットショップを簡単に作れるプラットフォーム「BASE」を展開しています。
2019年通期での売上高は38.5億円(前年比+64%)と、大幅な売上成長となりました。営業損失も△4.4億円と、2018年に比べると赤字額を縮小しました。
セグメント毎にみると、メイン事業である「BASE」で32億円(前年比+62%)の売上をあげているほか、決済サービスを展開する「PAY」も6.4億円(同+73%)に拡大。
損失額は両セグメントとも縮小しており、BASE事業は年間△1.2億円の赤字となりました。
急成長を続ける「BASE」の各数値がどうなっているのか、決算書の内容を改めて整理します。
BASEが展開する各事業の基本的なビジネスモデルはシンプルで、プラットフォーウム上の取引金額に対して、手数料を徴収するというもの。