おはようございます。 突然ですが、クイズです。みんな大好き「爽健美茶」を扱っている会社はどこでしょう?選択肢を出すと、分かってしまいそうなので出しません。答えはこのニュースレターの最後に!
開示資料より作成
今回取り上げるのは、大手食品メーカーの東洋水産だ。
東洋水産は、カップ麺『赤いきつね』『緑のたぬき』やチルド麺『マルちゃん焼きそば』で知られる会社である。つい先日、X上の動画投稿が物議を醸したことを目にした方も少なくないだろう。
そんな東洋水産が、実はグローバル展開に成功した会社だということを最近、友人から教えてもらった。しかも、元はといえば社名の通り「水産」の会社。1953年に築地市場内で創業し、当初は冷凍マグロの輸出も手がけていた。
いかにして東洋水産は、海外で成長する食品メーカーへとのぼりつめたのか。今回の記事では、同社の来歴について紐解いた上で、現在の事業と今後の成長戦略を紹介する。
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スポーツ用品ブランドのゴールドウインが成長を続けている。
同社の歴史は長く、創業したのは70年以上も前のこと。東京五輪では日本人金メダリストの八割が同社製品を着用していたというほどの実績を誇る。
しかし、長きにわたる経営が順風満帆なはずはない。スポーツ用品の選択肢が増える中でブランドの存在感は薄まった。海外ブランドの複数展開で活路を開き、現在の稼ぎ頭は『ザ・ノース・フェイス』である。
紆余曲折を経て、2018年以降の業績はうなぎ上りだ。2024年3月期の売上高は1,269億円。営業利益は238億円にのぼり、営業利益率は20%近くまで上昇。ほんの10年前まで5%に満たない利益率だったとは思えないほどの躍進である。
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昨今、スタートアップの新たな注目テーマとして「AIエージェント」という言葉を聞くことが増えた。
エージェントとは直訳すると「代理人」のこと。人工知能が高度化する中で、自ら環境と対話し、データを集め、タスクを実行できるようになると期待を集める。現在は、その黎明期だ。
いかにもバズワードっぽい言葉であるが、概念としての歴史は意外と長い。これまでの生成AIが「助言者」とすれば、AIエージェントは「行動者」。人間の代わりに仕事を済ませてくれるとなれば、実現したときの経済的インパクトは既存の生成AIの比ではない。
今回の記事では、そもそも「AIエージェント」という単語がどのように生まれたかについて、歴史的経緯をざっくり紐解く。果たして今後、AIエージェントはスタートアップや企業経営者にとってどんな意味を持ちうるのだろうか。
爽健美茶を扱うのは日本コカ・コーラ。1994年に全国で発売され、ブレンド茶として随一の存在となりました。ちなみに十六茶(アサヒ飲料)は1993年に「お茶どうぞ」シリーズの一つとして登場。1997年に単独ブランドとなりました。
2023年、清涼飲料水の販売額は合計4.4兆円にのぼり、大きなものからコーヒー飲料等(9,338億円)、茶系飲料等(8,554億円)、炭酸飲料(7,953億円)、果実飲料等(3,957億円)でした。紅茶飲料はこの中に含まれず、2,219億円の市場があります。
ブレンド茶は茶系飲料の中ではニッチ市場で、販売額は772億円。十六茶と爽健美茶の2ブランドが、この多くを占めるものと見られます。
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