アバントグループ【3836】 プライム(内国株式)

ソフトウェア開発・販売、コンサルティング、BPOサービス提供、データ分析支援、アウトソーシングサービス展開。

アバントグループ【3836】 プライム(内国株式)

ソフトウェア開発・販売、コンサルティング、BPOサービス提供、データ分析支援、アウトソーシングサービス展開。

事業内容

アバントグループは、自社および子会社5社、関連会社1社で構成されており、企業価値向上を目指す顧客に対して、財務・非財務情報を基にした適時・適切な経営判断の支援、経営改革推進のためのソフトウェア・システムの開発・販売・保守、そしてソフトウェアベースのコンサルティング・BPOサービスを提供しています。これにより、経営のデジタルトランスフォーメーションに貢献しています。

同社の事業は大きく3つのセグメントに分かれています。第一に、グループ・ガバナンス事業では、連結経営及び連結会計向けの自社開発パッケージ・ソフトウェア「DivaSystem」のライセンス販売と導入コンサルティング・サービスを提供しています。また、稼働開始後の持続的なメンテナンス・サービス、IFRS対応、経営管理の高度化、予算管理・管理会計に関するコンサルティング・サービスも手がけています。さらに、株式会社インターネットディスクロージャーによる開示書類の情報検索サービスもこのセグメントに含まれます。

第二に、デジタルトランスフォーメーション推進事業では、BI(ビジネス・インテリジェンス)システムのインテグレーション・サービスやクラウド・データ・プラットフォームの導入支援を展開しています。これにより、企業内の膨大なデータを統合・整理し、レポートやグラフで分析することで、企業の意思決定を支援しています。

第三に、アウトソーシング事業では、連結決算及び連結納税などの業務を受託しています。このサービスにより、顧客の業務の属人化やボトルネックを解消し、管理部門の人材がより経営や事業に価値を提供できる業務に注力できる環境を提供しています。

これらの事業を通じて、アバントグループは顧客の経営改革とデジタルトランスフォーメーションを支援し、企業価値の向上に貢献しています。

特集記事

経営方針

アバントグループは、組織の自己実現を支援し、変化の激しい市場環境に適応する能力を持つ自立した組織を通じて、継続的な事業成長を目指しています。同社は「100年企業の創造」を最大の経営目標とし、グループ経営に特化した業務領域で、ソフトウェア製品やシステム、プロフェッショナルサービスの開発と提供に専心しています。経営の原則として、信用第一、赤字は悪、創意工夫で高価値化を追求する、人の成長のための事業成長を創る、一芸を極めて社会に役立つ、という5つの原則を掲げています。

新中期経営計画「BE GLOBAL 2028」では、売上高、純利益、1人当たりの営業利益、ソフトウエア粗利益、ROE、DOEの6項目を主要な経営指標と位置付け、ソフトウェア中心の戦略を通じて価値創造生産性の向上を目指しています。この計画は、人材の価値と企業価値の向上を目的とした「価値創造スパイラル」を実現することを目標としています。

中長期的な経営戦略として、持続的な収益成長と事業拡大、ソフトウェアドリブン戦略、価値創造生産性の向上を掲げています。特に、デジタルトランスフォーメーション市場での需要の顕在化、ソフトウェアドリブン戦略の推進、価値創造生産性の向上が優先的に対処すべき課題として挙げられています。また、人財価値向上環境整備や従業員の働きがいの向上、コンプライアンス、サステナビリティにも注力しています。

これらの戦略を通じて、アバントグループは「世界に通用するソフトウェア企業」となることを目標に、企業価値の向上に役立つソフトウェア会社としての地位を確立し、持続可能な成長を目指しています。