アルファクス・フード・システム【3814】 グロース(内国株式)

外食企業向けに特化した基幹業務システムの提供、POSシステムやオーダーエントリーシステムなどの販売・サービス提供を行う。

アルファクス・フード・システム【3814】 グロース(内国株式)

外食企業向けに特化した基幹業務システムの提供、POSシステムやオーダーエントリーシステムなどの販売・サービス提供を行う。

事業内容

アルファクス・フード・システムは、外食企業向けに特化した情報システムの提供を行っている企業です。同社は「食文化の発展に情報システムで貢献する」という社是のもと、外食業界の経営効率化を目指しています。その主な事業内容として、基幹業務システムのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)/パッケージ提供、POSシステム、オーダーエントリーシステム、テーブルオーダーリングシステムなどの販売及び関連サービスの提供をワンストップで行っています。

同社は、外食企業における食材原価ロスや過剰人件費などの経営コストのロスを削減するため、「飲食店経営管理システム(R)」と勤怠集計管理システム「Timely」を主力製品として提供しています。特に「飲食店経営管理システム(R)」の自動発注システムは、2017年に特許を取得し、同社の経営戦略の中心となっています。

事業は大きく分けて、ASP/パッケージシステム事業、システム機器事業、周辺サービス事業の3つの部門から構成されています。ASP/パッケージシステム事業では、売上分析、勤怠管理、在庫管理などの基幹業務システムを提供。システム機器事業では、POSシステムやオーダーエントリーシステムなどの販売を行い、周辺サービス事業では、サプライ品の販売やメンテナンス、インテグレーション販売などを手がけています。

また、ホテル関連事業も展開していましたが、2023年7月31日に事業譲渡を実施し、2024年9月期からは報告セグメントを変更しています。これにより、アルファクス・フード・システムは外食企業向けの情報システムサービスにより一層注力していく方針です。

経営方針

アルファクス・フード・システムは、外食産業の発展に貢献することを目指し、情報システムを通じた経営効率化を推進しています。同社は、食材ロス削減や人件費の最適化を目的とした「飲食店経営管理システム(R)」や勤怠集計管理システム「Timely」を主力製品として提供。これらのシステムは、外食企業の経営コスト削減に貢献し、同社の成長戦略の核となっています。

同社は、外食業界における人手不足の課題に対応するため、配膳AIロボットの二次開発に注力しています。これにより、人とロボットが融合した新たなサービス提供を目指しています。また、特許を取得した「自動発注システム」を通じて、食材の発注適正化に取り組み、外食企業の営業支援を強化しています。

販売戦略としては、自社製品の高粗利ソフトウエア販売に集中し、水平展開と代理店販売施策による収益力向上を図っています。さらに、情報セキュリティの継続的な強化やガバナンス体制の整備にも注力し、企業の信頼性と安定性を高めています。

アルファクス・フード・システムは、外食業界への利益貢献と地球環境の改善を目標に掲げ、省力化に対応した製品やサービスの迅速な投入を通じて、企業価値の向上を目指しています。同社は、これらの成長戦略を基軸に、外食産業の発展に貢献し続けることを目指しています。