リスクモンスター【3768】 スタンダード(内国株式)

与信管理、ビジネスポータル(グループウェア等)、教育研修、BPOサービス、中国での事業を展開。

リスクモンスター【3768】 スタンダード(内国株式)

与信管理、ビジネスポータル(グループウェア等)、教育研修、BPOサービス、中国での事業を展開。

事業内容

リスクモンスター株式会社とそのグループ企業は、与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)、教育関連、BPOサービス、その他のサービスを提供しています。与信管理サービスでは、企業間取引の信用リスクを管理するためのツールや情報を提供しており、その中には「e-与信ナビ」や「e-管理ファイル」などが含まれます。これらのサービスは、企業の信用力を示す「RM格付」や、取引先の信用状況の変化を監視する「モニタリング機能」を活用しています。

ビジネスポータルサイトのセグメントでは、リスモン・ビジネス・ポータル株式会社が「J-MOTTO」を運営し、グループウェアサービスやクラウド勤怠管理システムなどを提供しています。これにより、社内の情報共有や業務の効率化を支援しています。

教育関連では、リスクモンスターは定額制の社員研修サービスやeラーニング、集合研修サービスを提供し、企業の人材育成をサポートしています。

BPOサービスにおいては、リスモン・マッスル・データ株式会社、日本アウトソース株式会社、株式会社シップスが、デジタルデータ化やオフィス業務の効率化を含む幅広いアウトソーシングサービスを提供しており、クライアント企業が中核事業に集中できるよう支援しています。

その他のサービスとしては、利墨(上海)商務信息咨詢有限公司が中国での与信管理やグループウェアサービスを手掛けています。これらのサービスを通じて、リスクモンスターは企業のリスク管理や業務効率化、人材育成を幅広くサポートしています。

経営方針

リスクモンスター株式会社は、顧客満足度の向上と多様化するニーズへの対応を目指し、プロフェッショナルな商品及びサービスの提供を継続することを経営方針としています。同社は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、比較的リスクが低いと判断しており、2024年3月期までの財務諸表への影響は軽微であると見ています。しかし、感染症の再拡大や新たな流行が発生した場合の影響も懸念しています。

同社は、長期ビジョン「RismonG-30」と第7次中期経営計画(2021~2023年度)を策定し、社会に有用な信頼されるサービスの提供、信用の創出、公正で安心できる仕組み作りを目指しています。具体的な数値目標には、経常利益やROEの向上が含まれます。また、事業規模の拡大、新規事業投資及び業務提携の拡大、株主還元の実施を基本方針として掲げています。

事業別の基本方針としては、与信管理サービス事業、ビジネスポータルサイト事業、教育関連事業の各分野での安定成長を目指し、サービスの強化や顧客満足度の向上、DX化支援、AIの活用などに取り組んでいます。また、新規ビジネスやアライアンスの挑戦、サービス化、会員ビジネス化を通じて事業規模の拡大を図っています。

リスクモンスターは、短期的な収益確保だけでなく、中長期的な視野に立った経営戦略の具現化と企業価値の向上、リスク要因の最小化に引き続き取り組んでいく方針です。