ケイブ【3760】 スタンダード(内国株式)

モバイルオンラインゲームの開発運営、動画配信プラットフォームの開発運営、動画配信者のサポートやマネジメントを手掛ける。

ケイブ【3760】 スタンダード(内国株式)

モバイルオンラインゲームの開発運営、動画配信プラットフォームの開発運営、動画配信者のサポートやマネジメントを手掛ける。

事業内容

ケイブは、ゲーム事業と動画配信関連事業の2つの主要なセグメントを持つ企業グループです。このグループは、ケイブを含む合計13社(連結子会社4社、非連結子会社6社、関連会社3社)で構成されています。

ゲーム事業では、主にモバイルオンラインゲームの開発と運営に注力しています。このセグメントには、ケイブ、株式会社でらゲー、DELUXE GAMES SDN.BHD.が含まれ、スマートフォンゲーム「メテオ(仮)」製作委員会などが具体的なプロジェクトとして挙げられます。

一方、動画配信関連事業では、動画配信プラットフォームの開発と運営に加え、インターネット広告を通じた動画配信者のサポートやマネジメントを行っています。このセグメントには、ケイブと株式会社capableが関与しています。

ケイブグループは、これらの事業を通じて、デジタルエンターテインメント分野での多角的なサービスを提供し、モバイルゲーム市場と動画配信市場の両方で影響力を拡大しています。

経営方針

ケイブは、ゲーム事業と動画配信関連事業を軸に、成長戦略を推進しています。同社は、新たな収益基盤の確立を目指し、特にゲーム事業セグメントにおいて、シューティングゲームの金字塔「東方Project」のIP許諾を受けた新規ゲーム開発に着手しています。これにより、新規サービスを順次リリースできる体制を構築し、継続的な事業創出を目指しています。

また、ユーザー獲得のためには、多様化する市場やニーズに適宜対応し、最適な手法を選択し続けることが重要と考えています。同社は、既存の手法に固執せず、様々な手法を吟味し、その時々に合った最適な手法を選択実行する方針です。

コンテンツのリッチ化に対応するため、スマートフォンゲームの受託開発や製作委員会を含め、リスクを数社で協力してシェアする方法で対応しています。これにより、コストや時間などのリスクを軽減しつつ、高品質なサービス提供を目指しています。

システム技術・インフラの強化も重要な戦略の一つです。同社のモバイルコンテンツ及びオンラインゲームは、インターネット上で提供されているため、システムの安定的な稼働及び技術革新への対応が課題となっています。これに対し、サーバー等のシステムインフラの継続的な強化と技術革新への迅速な対応を進めています。

さらに、動画配信マネジメントやSNS広告を利用したシナジー効果の創出にも注力しています。従来のモバイルオンラインゲーム事業に加え、インターネット動画配信者へのサポート・マネジメントやSNS広告事業を行い、双方のコンテンツの特性を相互に利用し、相乗効果を生み出しながら売上の増大を目指しています。

これらの戦略を通じて、ケイブはデジタルエンターテインメント分野での多角的なサービス提供を強化し、モバイルゲーム市場と動画配信市場の両方で影響力を拡大していく方針です。