ジョルダン【3710】 スタンダード(内国株式)

経路検索ソフトウェア「乗換案内」の製造・販売、旅行手配、インターネットコンテンツ提供、受託ソフトウェア開発、ハードウェア販売・保守、ドローンスクール運営。

ジョルダン【3710】 スタンダード(内国株式)

経路検索ソフトウェア「乗換案内」の製造・販売、旅行手配、インターネットコンテンツ提供、受託ソフトウェア開発、ハードウェア販売・保守、ドローンスクール運営。

事業内容

ジョルダン株式会社とそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業としては、鉄道やバスなどの交通機関の経路検索・運賃計算ソフトウェア「乗換案内」の開発・販売が挙げられます。このサービスは、パソコンやモバイルデバイス向けに提供され、個人利用者向けの製品販売のほか、法人向けには情報システムへの組み込みやウェブサービス提供なども行っています。

また、ジョルダンはインターネット上での「乗換案内」サービスや飲食店情報の提供、旅行の企画・手配・販売なども手がけており、これらのサービスを通じて広告収入やサービス利用料を得ています。さらに、グループ企業を通じて広告代理業、システム・ソフトウェアの開発、ウェブサイトの運営、旅行業務、出版業なども展開しています。

具体的なグループ企業としては、コンパスティービー株式会社が広告代理業を、ゼストプロ株式会社や株式会社ジェイフロンティアがシステム・ソフトウェアの開発を、イーツアー株式会社が旅行の取扱いを、株式会社悟空出版が出版業をそれぞれ担っています。

さらに、ジョルダングループはマルチメディア事業として、ニュースサイトやスマートフォンアプリのコンテンツ提供、書籍の出版なども行っており、ソフトウェア事業では受託開発を主軸に事業を展開しています。また、ハードウェア事業としては、ハードウェアの販売・保守やドローンスクールの運営なども手がけています。

このように、ジョルダン株式会社とそのグループ企業は、交通情報サービスを核としながらも、広告、ソフトウェア開発、旅行業務、出版など多様な事業を展開しており、幅広いニーズに応えるサービスを提供しています。

特集記事

経営方針

ジョルダン株式会社は、ICT(情報通信技術)を背景に、独創的なサービスと情報の提供を通じて社会の進展に貢献することを目指しています。同社は、「自社こそが最強の開発集団である」という基本スタンスのもと、斬新な企画と新技術への挑戦を続けています。その基本理念には、「個」を大切にし、最新の技術に敏感であり、持てるエネルギーを商品に注ぐことが含まれます。

中長期的な経営戦略として、ジョルダンはライフスタイルを変革するサービスと思考に影響を与える情報の提供に注力しています。具体的には、「乗換案内」の機能強化とその周辺領域への展開、さらにはMaaS(Mobility as a Service)の流れに乗り、移動に関するNo.1 ICTカンパニーを目指しています。また、コンテンツ提供を通じて時間の質的向上を図ることも重視しています。

これらの目標を達成するため、ジョルダンはIoTやAI技術の進展に対応したビジネスモデルの確立を目指し、収益源の確保と新たな付加価値の提供に取り組んでいます。さらに、収益源の多様化、他企業との連携、新分野への展開、優秀な人材の発掘と育成、技術の蓄積、製品・サービスの信頼性と利便性の向上、情報セキュリティの強化、コーポレート・ガバナンス体制の強化、内部体制の充実、海外事業の拡大など、幅広い施策を実施しています。

ジョルダンは、ICT産業の大きな変化の時期にあると認識し、既存事業の強化と事業領域の拡大、ビジネスモデルの多様化を推進しています。これにより、社会全体に広く貢献できる企業グループとしての地位を確立し、業績及び企業価値の向上を図っていく方針です。