テックファームホールディングス【3625】 グロース(内国株式)

ICTソリューション事業では、業務システムや基幹システムの受託開発・運用保守、農水産物輸出ソリューション事業では、農産物の海外輸出やコンサルティングを展開。

テックファームホールディングス【3625】 グロース(内国株式)

ICTソリューション事業では、業務システムや基幹システムの受託開発・運用保守、農水産物輸出ソリューション事業では、農産物の海外輸出やコンサルティングを展開。

事業内容

テックファームホールディングス及びその連結子会社8社は、主に2つの事業セグメントに分かれています。第一のセグメントは「ICTソリューション」で、この分野では、テックファーム株式会社、Prism Solutions Inc.、Techfirm USA Inc.が活動しています。これらの企業は、先端技術を駆使した業務システムや基幹システムの受託開発、運用保守などを手掛けており、顧客のデジタル化推進に貢献しています。

第二のセグメントは「農水産物輸出ソリューション」で、株式会社WeAgriがこの分野を担当しています。同社は、農産物や農産加工品の海外輸出、卸売りに加え、農業に関するコンサルティング業務を提供しており、日本の農業の海外展開をサポートしています。

これらの事業を通じて、テックファームホールディングスグループは、ICTと農業の分野で革新的なソリューションを提供し、多様なニーズに応える企業グループとしての地位を確立しています。

特集記事

経営方針

テックファームホールディングスは、ITの発展に貢献することを経営方針の核として掲げ、技術開発に果敢に挑戦し続けています。同社は、技術サービスへの転換を通じて、社員の成長と顧客の価値創造を実現し、社会貢献を目指しています。ICTソリューション事業では、ChatGPTなどの生成AI技術の進化を背景に、新しいビジネスモデル構築のニーズとIT投資需要の拡大に対応しています。同社は、受託開発のノウハウと深い顧客理解に基づくコンサルティング力を強化し、データ分析や具体的な施策提案を通じて顧客の深耕を図っています。

また、農水産物輸出ソリューション事業では、「Find More Japan」をミッションに掲げ、未知の日本産品を世界に紹介することで、日本の農業の海外展開をサポートしています。この事業を通じて、アジア諸国への日本産品の流通プラットフォームを拡張し、新たな市場を開拓しています。

テックファームホールディングスは、売上高100億円を目指す過程で、エンジニアの獲得や事業間シナジーの創出、デジタル投資によるイノベーション領域でのM&Aや資本業務提携を検討し、事業規模の拡大と収益構造の変革に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社は持続的な成長を目指し、2024年6月期の連結業績目標として、売上高6,000百万円、営業利益220百万円、経常利益210百万円、親会社株主に帰属する当期純利益110百万円を見込んでいます。