BEENOS【3328】 プライム(内国株式)

Eコマース、インキュベーション、エンターテインメント、バリューサイクルなどの事業を展開、海外転送・購入サポート、グローバルショッピング、ブランド品買取販売、エンターテインメントプラットフォーム提供などを手がける。

BEENOS【3328】 プライム(内国株式)

Eコマース、インキュベーション、エンターテインメント、バリューサイクルなどの事業を展開、海外転送・購入サポート、グローバルショッピング、ブランド品買取販売、エンターテインメントプラットフォーム提供などを手がける。

事業内容

BEENOSグループは、子会社21社及び関連会社3社を含む広範な事業ポートフォリオを持つ企業で、主にEコマース事業、インキュベーション事業を展開しています。Eコマース事業は、グローバルコマース、バリューサイクル、エンターテインメントの3つのセグメントに分かれており、それぞれ異なるニーズに応えるサービスを提供しています。

グローバルコマースセグメントでは、tenso株式会社が海外転送・購入サポート事業を手掛け、日本の商品を海外へ発送代行する「tenso.com」や代理購入サービス「buyee」を運営しています。また、株式会社ショップエアラインは、eBayとの提携により、世界中の商品を日本に居ながら購入できる「sekaimon」を提供しています。

バリューサイクルセグメントでは、株式会社デファクトスタンダードがブランド品やアパレルの買取販売事業「Brandear」を展開し、JOYLAB株式会社は酒類の買取販売事業「JOYLAB」を運営しています。

エンターテインメントセグメントでは、BEENOS Entertainment株式会社がエンターテインメント業界向けECプラットフォーム「Groobee」の提供や、アーティストグループの公式グッズ販売サイトを運営しています。

インキュベーション事業では、新興国を中心にインターネット関連事業や日本国内のインバウンド消費関連市場のスタートアップ企業への投資育成活動を行っています。BEENOS Asia Pte. Ltd.がこのセグメントを担当しています。

その他事業として、新規事業の創造・育成にも力を入れており、BeeCruise株式会社が新規事業の創造・育成を、BEENOS Travel株式会社がインバウンド事業を、BEENOS HR Link株式会社がSaaS型越境HRプラットフォーム事業を、BeenoStorm株式会社がeスポーツ事業をそれぞれ展開しています。

これらの事業を通じて、BEENOSグループは多岐にわたる分野で事業を展開し、グローバルな視点でのサービス提供を行っています。

特集記事

経営方針

BEENOSは、「野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げるNextスタンダードを創る」という存在意義のもと、グローバルコマース市場において新しい常識や可能性を提供し続ける「グローバルプラットフォーマー」を目指しています。同社は、世界中の素晴らしい商品やコンテンツをグローバルに流通させ、消費者に届けることを通じて企業価値の増大を図っています。特に、Eコマース事業の利益拡大を目標に掲げ、連結営業利益50億円を目指しています。

BEENOSの成長戦略は、新規事業の構築、人材育成、財務的な課題への対応の3つの柱に集約されます。新規事業の創出と獲得には、グループ内での取り組み継続と事業提携やM&Aへの積極的な取り組みが含まれます。人材育成では、事業の成長に合わせた体系的なプログラムの構築が急務とされています。財務面では、円貨と外貨のバランスや為替リスクのコントロール、財務的な健全性の維持が重要視されています。

また、グローバルコマース、バリューサイクル、エンターテインメントの3つのセグメントにおける戦略も明確にされています。グローバルコマースでは、UXの向上やカスタマーサポートの充実を通じて、ユーザーから選ばれ続けるサービスの構築を目指しています。バリューサイクルでは、リユース市場においてブランド品と酒類にフォーカスし、国境を越えた流通システムの構築を進めています。エンターテインメントでは、エンタメ業界のDX促進とコンテンツホルダーの収益最大化を担うことをミッションとしています。

これらの戦略を通じて、BEENOSはグローバルな視点でのサービス提供を行い、多岐にわたる分野で事業を展開しています。