アスコット【3264】 スタンダード(内国株式)

賃貸マンション、オフィス、分譲マンションの開発、収益不動産投資、物流施設開発、共同投資ファンド運営、九州での分譲開発を展開。

アスコット【3264】 スタンダード(内国株式)

賃貸マンション、オフィス、分譲マンションの開発、収益不動産投資、物流施設開発、共同投資ファンド運営、九州での分譲開発を展開。

事業内容

アスコットは、賃貸マンション、オフィス、分譲マンションの開発、収益不動産投資(リノベーション含む)を中心に事業を展開しています。東京都内での賃貸マンション開発では、20~30代を主なターゲットとし、駅近の立地でスタイリッシュな空間を提供する「FARE」シリーズや、多様な住戸プランを持つ「ASTILE」シリーズ、上質な住まいを提供する「OZIO」シリーズなどを展開しています。また、分譲マンション開発では、ファミリー向けの「ASCOT PARK」シリーズや、シングルやDINKS向けの「KOHAKU」シリーズを提供し、個性的で高品質な生活空間を創造しています。

オフィス開発では、中小企業や個人事業主をターゲットに、機能性と空間性を追求した「AUSPICE」シリーズを展開。これらのオフィスは、人と人が出会い、刺激が生まれる空間を提供しています。収益不動産投資では、資産価値の低下した物件のリノベーションを通じて、そのポテンシャルを最大限に引き出す「R.core」シリーズを手がけています。

さらに、アスコットは郊外での物流施設開発にも注力しており、「Apls」シリーズを通じて、ECの普及に伴う宅配需要の増加に対応しています。また、国内外投資家との共同投資ファンドの運営や、九州一円での分譲マンション及び戸建ての開発も行っており、高品質な居住空間を低価格で供給することを目指しています。その他、賃貸事業や保険代理店業務も手がけており、多角的な事業展開を進めています。

経営方針

アスコットは、不動産価値の創造を通じて社会に豊かさをもたらすことを目的とし、持続可能な世界の実現に向けた経営方針を掲げています。同社は、不動産の潜在的な価値を見抜き、新たな価値を創造することをビジョンとしており、その実現のために多彩な物件やサービスを提供しています。また、空間が人々の力になるという信念のもと、環境との共生を重視した事業展開を推進しています。

中期経営計画では、2023年9月期から2025年9月期を第1フェーズと位置づけ、物流開発事業の立ち上げ、ファンドマネジメント事業の拡大、自己保有収益物件のポートフォリオ構築を主要テーマとしています。これらの取り組みにより、成長基盤の強化と環境変化への耐性を高めることを目指しています。さらに、金融、国際、デジタルトランスフォーメーション(DX)をキーワードに、新たな資金調達手法の実現、海外顧客基盤の拡大、経営の可視化を促進しています。

第2フェーズでは、BtoBの国際事業や不動産金融事業を本格的に展開する計画であり、ESGの観点から環境に配慮した開発事業、ダイバーシティの推進、内部統制強化にも取り組んでいます。これらの戦略を通じて、アスコットは不透明な事業環境に対応しつつ、成長を加速させることを目指しています。