三東工業社【1788】 スタンダード(内国株式)

建設工事請負業を主軸に、土木事業では治山・治水工事や道路工事、建築事業では一般建築工事やマンション工事、環境開発事業では環境調査や不動産関連サービスを展開。

三東工業社【1788】 スタンダード(内国株式)

建設工事請負業を主軸に、土木事業では治山・治水工事や道路工事、建築事業では一般建築工事やマンション工事、環境開発事業では環境調査や不動産関連サービスを展開。

事業内容

三東工業社及びその子会社2社から構成される三東工業社グループは、建設工事請負業を主軸に事業を展開しています。このグループは、土木事業、建築事業、環境開発事業の3つの主要セグメントに分かれており、それぞれ特色あるサービスを提供しています。

土木事業では、一般土木、舗装、地下技術の3部門に分かれ、治山・治水工事、上下水道工事、土地造成工事、港湾・空港関連工事、道路工事などを手掛けています。また、舗装部門では、特殊緑化工事も行っており、地下技術部門では、地盤改良工事や連続地中壁造成工事などの高度な技術を提供しています。これらの事業は、三東工業社と㈱古澤建設が担当しています。

建築事業においては、事務所や庁舎、宿泊施設、店舗・工場、学校・病院などの一般建築工事から、賃貸・分譲マンション工事まで幅広く対応しており、主に元請けとしての直接受注が中心です。このセグメントは三東工業社が中心となっています。

環境開発事業では、環境に関する企画、調査、設計、監理、工事から不動産の売買、賃貸、仲介、管理、鑑定まで、環境と不動産に関わる多岐にわたるサービスを提供しています。この事業は、三東工業社と㈱アンビエンタが担当しています。

これらの事業内容を通じて、三東工業社グループは建設業界において多角的な事業展開を行っており、各セグメントで専門的な技術とサービスを提供しています。

経営方針

三東工業社グループは、建設工事請負業を中心に、土木事業、建築事業、環境開発事業を展開している企業です。同社は、「技術を社会に笑顔をあなたに」というモットーのもと、高品質な環境低負荷商品や高付加価値商品・サービスを提供し、社会のすべてのステークホルダーから信頼される企業を目指しています。そのために、環境保全、地域社会への貢献、働きがいのある会社づくり、市場創造、業績向上を基本方針として掲げています。

中期経営計画では、厳しい経済環境の中で生存競争に勝ち抜くため、優位性を活かした体制強化と新たな建設価値の醸成を図り、強固な経営基盤の確立を目指しています。具体的には、顧客に高品質の商品を提供し、高付加価値の提案を行うことで、喜びと感動を与える企業グループになることを目標としています。また、現場自らが問題を発見し解決する風土の醸成や、優れた環境技術の企画・提案による事業領域の拡大を通じて、経常利益3億円以上を目指しています。

経営環境としては、建設従事者の高齢化や人手不足、ワーク・ライフ・バランスの重視などが挙げられており、これらの課題に対応するために、公共事業の受注確保や景気の影響を受けにくい業種への提案・展開を図ることで受注の獲得を目指しています。

三東工業社グループは、これらの成長戦略を推進することで、持続可能な社会への貢献と企業価値の向上を目指しています。