事業内容
エスエルディーは、「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」という企業理念の下、音楽、アート、食などのカルチャーコンテンツを融合させた店舗運営を主軸に事業を展開しています。同社は、飲食サービスとコンテンツ企画サービスの二つのセグメントで事業を行っており、関東、東北、東海、近畿、九州地域の主要都市繁華街エリアに直営店舗を展開しています。
飲食サービスでは、様々なブランドのカフェダイニング業態を中心に、音楽(BGM)、アート、食(メニュー)を特徴とした店舗を提供しています。代表的な店舗ブランドには、「kawara CAFE&DINING」や「ワイン酒場 GabuLicious」、「Cafe&Dinig ballo ballo」などがあり、和風創作料理、ワイン、イタリア料理など、多様な食文化を提供しています。また、IPコンテンツを活用した期間限定コラボレーションイベントを実施する店舗も運営しており、カルチャーコンテンツを取り入れた店舗づくりを行っています。
コンテンツ企画サービスでは、飲食サービスに関するノウハウや実績を活用し、他社店舗の開業支援業務や運営業務の受託、プロデュース業務を行っています。直営専門店舗でのコラボカフェを主軸に、企業間取引(BtoB)のビジネスモデルを展開しています。
エスエルディーは、変化に迅速に対応する環境適応力と、現場主義経営を通じて、楽しみに溢れた豊かなライフスタイルを提案し続けています。
経営方針
エスエルディーは、多様なカルチャーコンテンツを融合させた独自の事業モデルを展開しています。同社の成長戦略は、「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」という企業理念に基づき、音楽、アート、食などのカルチャーコンテンツを企画・融合させ、豊かなライフスタイルを提案することにあります。この戦略の実現に向けて、同社はボトムアップ経営を採用し、全社員が企画からサービス提供まで主体的に関わることで、事業拡大と企業価値の最大化を目指しています。
経営環境の変化に対しては、外食産業の厳しい状況下でも、メニュー開発力や空間プロデュース、店舗運営のノウハウを活用し、飲食サービス事業の売上高拡大とプロデュース事業の強化を図っています。また、経営合理化施策による営業利益の改善も進めています。
課題対応としては、新コンテンツの開発、顧客企業との関係充実、既存事業の高収益体質化、衛生管理体制の強化、人材の確保・育成、経営管理組織の充実に取り組んでいます。これらの施策を通じて、同社は持続可能な成長を目指し、外食産業における新たな価値を創造していく方針です。