日本毛織【3201】 プライム(内国株式)

衣料繊維製品の製造販売、産業機材の設計製造、商業施設運営、生活雑貨卸など多岐にわたる事業を展開。

日本毛織【3201】 プライム(内国株式)

衣料繊維製品の製造販売、産業機材の設計製造、商業施設運営、生活雑貨卸など多岐にわたる事業を展開。

事業内容

日本毛織は、衣料繊維製品の製造・販売、産業機材の製造・販売、人と未来を開発する事業、そして生活流通事業を展開しています。衣料繊維事業では、毛糸やユニフォーム素材、ファッション織物などを製造・販売し、一部はナカヒロ、アカツキ商事、佐藤産業などに提供しています。産業機材事業では、不織布やフェルト、テニス・バドミントンガット、釣糸、産業資材の製造・販売、産業機械の設計・製造・販売、環境・エネルギーシステムの設計・施工・メンテナンスを手掛けています。

人と未来開発事業では、ショッピングセンターの開発・賃貸・運営、不動産の建設・販売・賃貸、スポーツ施設の運営、介護・保育事業、携帯電話販売を展開しています。生活流通事業では、毛布・寝装用品、手編毛糸、家具、馬具・乗馬用品、スタンプ・スタンプインク、消費者向け家電商品の製造販売、100円ショップ向け日用雑貨の卸売りを行っています。

これらの事業を通じて、日本毛織は多岐にわたる製品とサービスを提供し、消費者の生活を豊かにすることを目指しています。各事業は、日本毛織及びその関連会社によって支えられており、幅広い分野での事業展開を図っています。

経営方針

日本毛織は、長期的な企業価値の向上を目指し、多岐にわたる成長戦略を推進しています。同社は、人と地球にやさしい企業グループを目指し、未開の分野への挑戦、高機能商品や地域No.1サービスの開発・提供を通じて、未来の生活創造企業を目指しています。全員がチャレンジ精神を持ち、人が育つ会社を目指すとともに、独自性のある商品・サービスで市場を創造し、グローバルな視点で社会の発展に貢献することを経営方針としています。

第2次中期経営計画では、新型コロナウイルスの影響を注視しながら業績回復を目指し、過去最高の売上利益更新を目標に掲げました。この計画では、成長事業や新規事業への資源配分、海外ビジネスの拡大、資本効率の改善、事業部内再編によるシナジー効果の創出など、多角的な施策を実施しました。

第3次中期経営計画では、未開の分野への挑戦、高機能商品や地域No.1サービスの開発・提供をさらに推進し、各事業が描く「未来生活創造企業」の具現化を目指しています。この計画では、商品開発、合理化、省エネ設備への投資、顧客拡大のための投資、人財投資など、「3つの投資」を実行しています。また、成長投資と安定的な株主還元のバランスを志向し、配当性向の切り上げや自己株式取得を通じて、総合的な株主還元を充実させる方針です。

日本毛織は、不確実な事業環境下でも中長期的・グローバルな視点で変化を捉え、リスクに対処しつつチャンスを見出すことで、持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。