ジョイフル本田は、主に「住まい」と「生活」に関連する商品の販売およびリフォーム工事の設計・施工を行う専門店として事業を展開しています。同社は、資材・プロ用品、インテリア・リビング、ガーデン・ファームなどの住まいに関する商品の販売をはじめ、デイリー・日用品、ペット・レジャー用品の販売も手がけています。また、これらの商品販売に加え、リフォーム工事の設計・施工サービスも提供しており、一般消費者からプロ顧客まで幅広いニーズに応える豊富な品揃えとロープライスを実践しています。

同社は単一のセグメントで運営されており、茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、栃木県など、関東地方を中心に多数の店舗を展開しています。店舗名には「荒川沖」「古河」「守谷」「ニューポートひたちなか」「新田」「千代田」などがあり、各店舗では地域に根ざしたサービスを提供しています。

さらに、ジョイフル本田グループには、スポーツクラブを運営する株式会社MTJフィットネス（旧株式会社ジョイフルアスレティッククラブ）や、北海道地区でホームセンターを運営する株式会社ジョイフルエーケーが含まれています。これらの関連会社を通じて、同社グループはさまざまなライフスタイルに対応した商品とサービスを提供し、顧客の「住まい」と「生活」をサポートしています。

ジョイフル本田は、企業ミッション「『必要必在』と『生活提案』で、地域社会の喜びと夢を共創する」を掲げ、国内No.1の"Living Space Innovator"企業を目指しています。2023年6月期から2025年6月期までの中期経営計画では、企業ビジョンの定量目標化、SDGsのソリューション共創、企業ミッションに基づく施策実行の3つの基本方針を設定しています。これらの方針に基づき、従業員は5つの行動指針を遵守し、業務に取り組んでいます。

同社は、顧客満足度の向上を目指し、品揃えの充実と適切な価格設定に努めるとともに、時代や生活環境に合わせたプレミアム商品や専門性の高い工具類の企画販売に注力しています。また、オープン・イノベーションの推進、産学連携、地域活性化への取り組み、業界再編に向けた機動的な合従連衡を実現するためのM&Aや業務提携、サプライチェーン・マネジメントにも力を入れています。

2024年度の基本方針として「原点回帰と新しい企業文化の創造」を掲げ、従業員全員が「お客様の喜びが私たちの喜び」という価値観を再認識し、新たな価値観を共有していくことを目指しています。2025年の創立50周年に向け、「人への投資」「同質化競争からの脱却」「持続可能で豊かな社会実現に貢献」の3つのテーマに優先的に取り組み、唯一無二のジョイフル本田を築き上げることを目標にしています。