ミサワ【3169】 スタンダード(内国株式)

家具・ファブリックの企画・販売を行う「unico事業」と、レストラン運営の「food事業」を展開。

ミサワ【3169】 スタンダード(内国株式)

家具・ファブリックの企画・販売を行う「unico事業」と、レストラン運営の「food事業」を展開。

事業内容

ミサワは、家具・ファブリックやインテリア・雑貨の企画・販売を主軸に据える「unico事業」を展開しています。同社は、ほぼ全ての商品の企画開発を自社で手掛け、「unico」と「unico loom」のブランド名で全国の直営店及びオンラインショップで販売しています。インテリア・雑貨に関しては、国内外から仕入れた商品を販売し、ブランドイメージを補完しています。

商品開発は、「自分にも地球にも心地良い、健康で感性豊かなライフスタイルの普及」という経営理念に基づき、国内外の協力工場で製造を行っています。価格とデザイン、機能のバランスに重点を置き、コストコントロールを通じて納得感のある価格を実現しています。

主なターゲットは、20代中盤から30代の女性で、個性や感性を重視し、情緒的で心の満足を追求する層です。店舗展開は、このターゲット層が集まるエリアや商業施設に重点を置いています。

また、ミサワは「food事業」も展開しており、直営レストランを運営しています。この事業も、家具・ファブリック事業と同様に、肩の力を抜いた自分らしい暮らしの提案をコンセプトにしています。

ミサワの事業は、家具やインテリアの販売だけに留まらず、食に関する事業も手掛けることで、ライフスタイル全般にわたる提案を行っています。

経営方針

ミサワは、家具・ファブリックやインテリア・雑貨の企画・販売を中心に展開する「unico事業」と、直営レストランを運営する「food事業」を通じて、健康で感性豊かなライフスタイルの普及を目指しています。同社の成長戦略は、顧客満足度の最大化とブランド信頼の獲得を通じて、顧客の生涯価値を高めることに重点を置いています。また、スタッフの成長と評価を重視し、会社としてのスパイラルアップを目指しています。

経営上の目標には、売上高、営業利益、営業利益率の向上を掲げ、持続的な成長を追求しています。インテリア・家具業界の厳しい競争環境の中、EC市場の拡大と消費者の行動変化に注目し、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進と顧客満足度(CS)の追究を継続しています。これにより、購買後も継続的な成功体験を提供し、ユニークなライフスタイルブランドの実現を目指しています。

対処すべき課題としては、配送コストの上昇、人材の確保と育成、知名度の向上が挙げられています。これらの課題に対して、物流業者の新規開拓や物流センター業務の見直し、採用チームの体制強化や人材教育の充実、コンテンツマーケティングやSNSマーケティングを通じたブランド認知力の向上など、具体的な取り組みを進めています。

新型コロナウイルス感染症への対応としては、従業員や顧客の安全を最優先に、テレワークの推進やWeb会議の導入など、感染予防と拡大防止に努めています。ミサワは、これらの戦略と取り組みを通じて、持続可能な成長を目指しています。