ダイワボウホールディングス【3107】 プライム(内国株式)

情報機器販売、繊維製品製造・販売、工作機械製造販売を中心に、物流サービス、システム開発、縫製加工業、土木建築業、保険代理業など多岐にわたる事業展開。

ダイワボウホールディングス【3107】 プライム(内国株式)

情報機器販売、繊維製品製造・販売、工作機械製造販売を中心に、物流サービス、システム開発、縫製加工業、土木建築業、保険代理業など多岐にわたる事業展開。

事業内容

ダイワボウホールディングスとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントは、ITインフラ流通事業、繊維事業、産業機械事業、その他の事業です。

ITインフラ流通事業では、ダイワボウ情報システム株式会社がコンピュータ機器や周辺機器の販売を手掛けています。また、ディーアイエスサービス&ソリューション株式会社は、全国即納体制の物流サービス、IT機器の導入支援や保守、システム開発などの技術サービスを提供しています。

繊維事業では、大和紡績株式会社が合繊綿、不織布、紡績糸などの製造・販売を行い、ダイワボウレーヨン株式会社はレーヨン綿やレーヨン糸の製造・販売を、カンボウプラス株式会社は樹脂防水加工帆布の製造・販売をそれぞれ担っています。さらに、海外拠点では、インドネシアや中国で繊維製品の製造や販売を展開しています。

産業機械事業においては、株式会社オーエム製作所が工作機械や産業機械の製造販売を行い、北米や中国での営業支援も実施しています。

その他の事業として、ダイワエンジニアリング株式会社が土木建築業を、ダイワボウライフサポート株式会社が保険代理業や金融業を手がけています。

これらの事業を通じて、ダイワボウホールディングスグループは幅広い分野で事業を展開し、多様なニーズに応えています。

経営方針

ダイワボウホールディングスは、その経営理念に基づき、創造と革新、融合のシナジーを活かして新たな価値を生み出し、人間社会と地球環境に貢献することを目指しています。同社は、ITインフラ、生活インフラ、産業インフラの3つの事業を核として、持続可能な社会の創造に貢献するグループビジョンを掲げています。これを実現するため、顧客志向を原点とした新市場・新事業の創出とグループ連携を基盤とするグローバル戦略に基づく経営を推進しています。

中期経営計画(2022年3月期~2024年3月期)では、「次世代成長ドライバーの創出」「リーディングカンパニーとして新たな社会作りへの貢献」「経営基盤変革」を基本方針として掲げ、企業価値の向上に取り組んでいます。これには、ITインフラ流通事業におけるデバイスビジネスの拡大やサブスクリプションビジネスの強化、繊維事業におけるESG経営の推進や新製品開発、産業機械事業における市場拡大戦略などが含まれます。

また、ダイワボウホールディングスは、コーポレートガバナンスの強化とサステナビリティ活動の充実を通じて、ステークホルダーとの信頼関係を深め、自己変革を進めています。次期中期経営計画策定に向けては、「全社パーパスの確立と成長戦略の策定」「グループ全体での価値最大化に向けた最適な事業ポートフォリオの確立」「成長投資と株主還元の最適化の実現」を重点検討事項としており、企業価値のさらなる向上を目指しています。

このように、ダイワボウホールディングスは、革新的な事業展開と経営基盤の変革を通じて、次世代に向けた成長戦略を推進し、社会貢献を目指しています。