物語コーポレーション【3097】 プライム(内国株式)

外食事業を中心に、焼肉、ラーメン、お好み焼き、寿司・しゃぶしゃぶ、和食居酒屋など多様な飲食店を展開。

物語コーポレーション【3097】 プライム(内国株式)

外食事業を中心に、焼肉、ラーメン、お好み焼き、寿司・しゃぶしゃぶ、和食居酒屋など多様な飲食店を展開。

事業内容

物語コーポレーションとそのグループ企業は、直営およびフランチャイズ方式で外食事業を展開しています。同社グループは、国内外に665店舗を有し、その内訳は国内直営店405店舗、国内フランチャイズ店239店舗、海外店舗21店舗です。物語コーポレーションは、国内で13のブランドを展開しており、その中には「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」「二代目丸源」「お好み焼本舗」「寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵」「魚貝三昧 げん屋」「しゃぶとかに 源氏総本店」「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ」「熟成焼肉 肉源」「焼きたてのかるび」「果実屋珈琲」「濃厚中華そば 餃子 丸福」が含まれます。これらの店舗は、ファミリー層を中心に、幅広い客層に対応したサービスを提供しています。

また、フランチャイズ事業を通じて、加盟企業からのロイヤルティや加盟金、業務受託料を徴収しています。海外展開としては、「物語(上海)企業管理有限公司」が中国で、「PT.Agrapana Niaga Gemilang」がインドネシアで飲食店の運営を行っています。物語コーポレーショングループは飲食事業を単一セグメントとしており、その事業内容は多岐にわたるブランドとサービスを通じて、顧客に対して多様な食体験を提供しています。

経営方針

物語コーポレーションは、その経営理念「Smile&Sexy」を基に、顧客と従業員双方の心の自立とリラックスを目指しています。同社は、2025年6月期を目処に、グループ店舗売上高1,500億円、連結売上高1,000億円を目標とする中期経営計画「ビジョン2025」を策定しました。この計画の下、同社は既存ブランドの事業拡大、新業態・新事業の開発、多様な人材の採用、D&Iと人材育成の推進、DXと本社機能の強化、そしてサステナビリティの推進を六つの重要施策として掲げています。

物語コーポレーションは、国内外で665店舗を展開し、多様なブランドとサービスを通じて顧客に対して幅広い食体験を提供しています。同社は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、経済活動の正常化に向けた施策の効果や消費活動の回復の兆しを捉え、厳しい経営環境の中での成長を目指しています。

経営指標としては、2025年6月期までにグループ店舗売上高1,500億円、連結売上高1,000億円を達成し、売上高、営業利益、経常利益の年間平均10%以上の成長を目指しています。また、ROA、ROE、ROICの各指標を15%以上維持することを目標としています。

物語コーポレーションは、経営基盤の強化と市場競争力の向上を通じて、持続的な企業価値の向上に取り組んでいます。その過程で、外部環境と内部環境の変化に迅速に対応し、業態開発型リーディングカンパニーの実現を目指しています。