事業内容
ヒラキ株式会社(以下、同社)とそのグループ企業は、自社企画開発による靴・履物を中心に、衣料品や日用雑貨の通信販売、店舗販売、卸販売を手掛ける事業を展開しています。同社グループは、ヒラキ株式会社と連結子会社1社、上海平木福客商業有限公司で構成されており、後者は同社の事業セグメントで販売する商品の調達を行っています。
同社の事業セグメントは大きく分けて3つあります。まず、通信販売事業では、靴を中心にカタログやインターネットを通じた販売を行っています。次に、店舗販売事業では、靴を中心とした総合ディスカウントストアや靴専門店の運営を通じて、店舗での販売を展開しています。最後に、卸販売事業では、大手小売店や量販店への卸販売を行っており、同社の製品をより広範囲の消費者に届けています。
これらの事業を通じて、同社グループは靴や衣料品、日用雑貨の提供を行い、消費者のニーズに応える多様な販売チャネルを確立しています。同社の事業展開は、直接消費者に販売する通信販売と店舗販売、そして他の小売業者に向けた卸販売という形で、幅広い市場へのアプローチを可能にしています。
経営方針
ヒラキ株式会社(以下、同社)は、靴・履物を中心に衣料品や日用雑貨の通信販売、店舗販売、卸販売を展開している企業です。同社は、社訓「人の生命は限りがある。会社の生命を永遠のものにして、次の時代のための礎となろう。」に基づき、お客様に支持され、社会に貢献し、世の中に必要とされる企業であり続けることを経営の基本方針としています。この実現に向けて、お客様が本当に欲しいと思われる商品を提供し、品質を守りながら気軽に買える価格設定で商品開発を行い、お客様に「驚き」「楽しさ」「満足感」を提供することに取り組んでいます。
同社は『2023中期経営計画(2021~2023年度)』を策定し、新型コロナウイルス感染症拡大など外部環境の変化に対応するため、ビジネスモデルの再構築に努めています。基本戦略として、オリジナル商品を軸とした事業をさらに磨き上げるとともに、新しい事業領域にもチャレンジしています。特に、通信販売事業では、EC(Eコマース)を中心に売上拡大に取り組み、店舗販売事業では、生活必需品を扱う総合スーパー型店舗の生産性向上とローコスト化により収益力を高める戦略を採用しています。また、卸販売事業では、新商品の提案による売上増加を目指しています。
さらに、同社はオリジナル商品の企画開発力の強化、販売力の強化、靴に関連する事業の強化、そして「安さ」を支えるローコストオペレーションの強化という中長期的な取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、靴市場におけるマーケットシェアの拡大を図っています。