日東ベスト【2877】 スタンダード(内国株式)

加工食品(冷凍食品、缶詰、レトルトパウチ食品等)、日配食品の製造販売、海外での食品製造販売、機能性ペプチド研究所による研究・製造販売を展開。

日東ベスト【2877】 スタンダード(内国株式)

加工食品(冷凍食品、缶詰、レトルトパウチ食品等)、日配食品の製造販売、海外での食品製造販売、機能性ペプチド研究所による研究・製造販売を展開。

事業内容

日東ベストとそのグループ会社は、加工食品(冷凍食品、缶詰、レトルトパウチ食品など)および日配食品の製造販売を主軸に事業を展開しています。また、これらの事業に付帯する様々なサービスも手がけています。

冷凍食品事業部門では、日東ベストが製造・販売を行う一方で、関西ベストフーズ株式会社、九州ベストフーズ株式会社、日東アリマン株式会社が日東ベストの製造委託により冷凍食品の製造を担当しています。日配食品事業部門においては、株式会社爽健亭が製造及び販売を行っています。

缶詰事業部門では、日東ベスト自身が缶詰、レトルトパウチ食品、冷蔵食品等の製造・販売を手掛ける一方で、日東アリマン株式会社がレトルトパウチ食品の製造を委託されています。海外食品事業部門では、JAPAN BEST FOODS COMPANY LIMITEDがベトナムで製造及び販売を行っており、グローバルな事業展開も見せています。

その他の事業としては、株式会社機能性ペプチド研究所が動物細胞の培養に関する研究や、培養液及びそのシステムの製造販売を行っており、日東ベストグループの技術的な側面も支えています。

これらの事業セグメントを通じて、日東ベストグループは食品産業の多角的なニーズに応える幅広い製品とサービスを提供しています。

経営方針

日東ベストは、食品産業において広範な社会貢献と企業価値の向上を目指し、株主を含む関係者の期待に応えることを経営の基本方針としています。同社は、消費者に快適な食生活を提供するための食材を供給することを使命としており、中期経営計画においては令和3年度を初年度として令和5年度に連結経常利益20億円の達成を目指しています。しかし、原材料価格の高騰や燃料費の上昇など外部環境の変化により、目標達成には課題が存在します。

中長期的な経営戦略として、日東ベストは安全・安心かつ安定的な商品供給体制の構築、コンプライアンス体制の強化、新商品の研究開発に注力しています。具体的な基本戦略としては、技術力の強化による商品力の向上、品質管理体制の強化、原材料の安定確保と製造体制の維持・強化、株主利益の増大と財務体質の強化、事業構造の最適化を挙げています。

食品業界を取り巻く環境は、少子高齢化や新型コロナウイルス感染症の影響、原材料価格の高騰などにより厳しい状況が続いています。日東ベストは、これらの環境変化に対応し、お客様ニーズの収集に努め、顧客満足の推進、品質の維持向上、安全・安心な商品の安定供給体制の維持に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、同社はグループ全体の収益性の向上を目指しています。